「ヒマワリを脱穀して油を搾ってみよう!」を開催しました

更新日:2023年12月01日

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奥州めぐみネットは、令和5年11月18日(土曜日)に「ヒマワリを脱穀して油を搾ってみよう!」を開催しました。

 

今回は、市内胆沢若柳にある「農家民宿まやごや」を会場に、会員ほか22名(講師・スタッフ含む)が参加しました。

講師は、農家民宿まやごや女将であり、マイムマイム奥州の代表を務める及川久仁江さん。マイムマイム奥州のみなさんにもスタッフとしてご参加いただきました。

さっそくヒマワリの脱穀を開始!

よく乾燥させたヒマワリの花を、ひとつひとつ脱穀していきます。

マイムマイム奥州のみなさんに教えていただきながら、大人も子どもも、みんなで協力してがんばりました。

ビニルハウス内の特設会場はとても暖かく、作業をしていると汗ばむくらいでした。

脱穀作業の後は、ぬか釜の火入れを見学。

初めて見るぬか釜で、美味しいごはんが炊きあがるのが楽しみです!

さて、次は唐箕(とうみ)を使っての選別作業です。

レバーを回して風を起こし、塵などを飛ばしながら種を選別します。

初めて見て・触る機械に、子どもたちは興味津々。レバーを回すコツを教えてもらい、楽しみながら選別を行うことができました。

最後の作業は、油搾りです。

選別したヒマワリの種を、機械を使って圧搾します。

たくさんの種を搾っても、ほんの少量の油しか取れないことに、みなさんとても驚いていました。

搾りたてのヒマワリ油をみんなで味見。とても香ばしくて、ほんのり甘い味がしました。

 

作業のあとは、お待ちかねのお食事タイム!

本日のメニューは、ぬか釜ごはん、まっちゃん卵、味噌汁、お漬物、玉ねぎの素焼き、果物と、地元産の食材を使ったものばかり。

まっちゃん卵とは、マイムマイム奥州のメンバー「まっちゃん」こと松本崇さんが平飼いで育てた鶏たちが産む卵のことです。

奥州のお米を食べて育ったまっちゃん卵は、レモンイエローの黄身が特徴的。卵かけご飯にとてもよく合います!

体を動かしたあとの美味しいごはんに、おかわりする人が続出!

「釜で炊いたごはんを久々に食べた」、「ごはんが立っててやっぱりおいしい」との声も多く聞かれました。

 

今回のイベントでは、油搾り体験だけではなく、マイムマイム奥州が取り組む循環型農業やヒマワリ油を使ったお菓子や化粧品づくりにも触れ、身近なSDGsについて学ぶことができました。

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

★イベントを通して、以下のSDGsの目標について考えました。

【飢餓をゼロに】

油搾り体験を通して、食と持続可能な食糧生産システムについて学びました。

 

【質の高い教育をみんなに】

現役の農家でもある講師から、循環型農業の仕組みについて学びました。

 

【パートナーシップで目標を達成しよう】

マイムマイム奥州のみなさんのご協力のおかげ、大人も子どもも、楽しくイベントに参加することができました。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 環境係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2340
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