「ヒマワリから何ができる?」を開催しました

更新日:2024年11月25日

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奥州めぐみネットは、令和6年11月16日(土曜日)に「ヒマワリから何ができる?」を開催しました。

 

昨年に引き続き、市内胆沢若柳にある「農家民宿まやごや」を会場に、会員ほか19名(講師・スタッフ含む)が参加しました。

 

講師は、農家民宿まやごやの女将でマイムマイム奥州の代表も務める及川久仁江さんです。

 

さっそくヒマワリの脱穀を開始!

 

あらかじめ乾燥させておいたヒマワリの花の種を、ひとつひとつ脱穀していきます。

種の付いた面を苗箱にこすりつけて脱穀します。

大人も子どもも、みんなで協力してがんばりました。

1時間の作業で米袋3.5袋分の種が脱穀できました。

 

脱穀作業の後は、ぬか釜の火入れを見学。

 

初めて見るぬか釜に興味深々!

 

さて、いよいよ油搾り作業です。

 

まずは種を乾煎りして油を出やすくします。子どもたちから「いい匂いがする!」と声があがりました。

器械を使っての油搾り作業です。子どもたちも交代で力いっぱい搾ります。

搾りたてのヒマワリ油をみんなで味見。 たくさんの種を搾っても、ほんの少量の油しか取れないことに、みなさんとても驚いていました。

 

作業のあとは、お待ちかねのお食事タイム!

 

ほくほくの新米の湯気に、食欲がそそられます。

今年は、ぬか釜ごはん、まっちゃん卵、味噌汁、お漬物が振る舞われました。

まっちゃん卵とは、マイムマイム奥州のメンバー「まっちゃん」こと松本崇さんが平飼いで育てた鶏たちが産む卵のことです。

 

松本さんは、今日のヒマワリ油の搾りかすも鶏のエサになること、その鶏から出されたフンが、肥料として今日のお米や野菜作りに役立っていることを教えてくれました。

 

今回のイベントを通して、手作業でのモノづくりの楽しさと大変さを知り、マイムマイム奥州が取り組む循環型農業に触れることができました。

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

★イベントを通して、以下のSDGsの目標について考えました。

【飢餓をゼロに】

油搾り体験を通して、食と持続可能な食糧生産システムについて学びました。

 

【質の高い教育をみんなに】

現役の農家でもある講師から、循環型農業の仕組みについて学びました。

 

【パートナーシップで目標を達成しよう】

マイムマイム奥州のみなさんのご協力のおかげ、大人も子どもも、楽しくイベントに参加することができました。

この記事に関するお問い合わせ先

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