7月のイベント「夜の森で昆虫観察!」を開催しました!

更新日:2025年08月05日

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令和7年7月26日(土曜日)、毎年恒例の人気イベント「夜の森で昆虫観察!~ライトトラップ&バナナトラップ~」を開催しました。

会場は、水沢黒石町の「大師山森林公園」です。

このイベントは前日から準備が始まります。トラップ(昆虫をおびきよせるワナ)を前日にセットしておくのです。

トラップは、地中に埋めるベイトトラップ(餌はカルピスと猫餌)、木に括り付けるバナナトラップ、光で虫をおびき寄せるライトトラップの3種類です。

バナナトラップ

ベイトトラップ

ライトトラップ

 

 

昨年に引き続き、講師は岩手県環境アドバイザーの川田さんにお願いしました。

昆虫とは何?どう育つの?いろいろなお話を聞きます。

講師が何十冊も図鑑を準備してくれました。子ども達も興味深々。

今年は少し趣向を変えて、ぬり絵タイムも設けてみました。

ぬり絵はラミネートで覆って、釣り遊び♪

友達の描いた虫の絵を観察中。

 

 

辺りが暗くなりいよいよ森に出発!どんな虫が集まっているかな?

ベイトトラップ、バナナトラップを観察。

そして今年も見つけました、セミの羽化。偶然の自然の営みを見られるのもこのイベントのだいご味です。

ライトトラップには今年もたくさんの虫が集まっていました!

 

 

集合場所に戻り、採集した虫の名前を図鑑で調べみんなで観察します。

ケースに移し名前を調べ、熱心な子どもたちを相手にスタッフ・講師は大忙しでした…

やっぱり実物の観察が一番おもしろいようです。

サイズと色味から、オオミズアオが人気があったようですね。

自然に触れ、知識に触れて今年も有意義な時間を過ごすことができました。スタッフ、参加者のみなさん、おつかれさまでした。

☆今回のイベントを通して以下のSDGsについて考えたり学びました。

【質の高い教育をみんなに(SDGs)】

【自由に学べる環境をみんなに(奥州市版】

普段の昆虫採集で捕まえる虫たちの存在の大切さ、多様さを発見し学びました。

気候変動により失われる「種」について学び、生物多様性の重要性について知りました。

【陸の豊かさも守ろう(SDGs)】

【豊かな森を守ろう(奥州市版SDGs)】

たくさんの生物が活動する夜の森にお邪魔し、その様子を観察させてもらいました。

【パートナーシップで目標を達成しよう(SDGs)】

【みんなが「つながる」まちづくり(奥州市版)】

初めて会う人とも昆虫観察を通じて、コミュニケーションを取りながら昆虫(自然)について学ぶことが出来ました。

 

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