11月イベント「花だけじゃない!ひまわりの魅力を探ろう」を開催しました

更新日:2025年11月16日

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奥州めぐみネットは、令和7年11月8日(土曜日)に「花だけじゃない!ひまわりの魅力を探ろう」を開催しました。

 

昨年に引き続き、市内胆沢若柳にある「農家民宿まやごや」を会場に、会員ほか16名(講師・スタッフ含む)が参加しました。

 

講師は、農家民宿まやごやの女将でマイムマイム奥州の代表も務める及川久仁江さんです。

 

開会のあいさつの後は、さっそくひまわりの脱穀開始です。

 

あらかじめ乾燥させておいたひまわりの花の種を、みんなで脱穀していきます。

種の付いた面を苗箱にこすりつけて脱穀します。

大人も子どももみんなで協力し、会話も楽しみながら頑張りました。

脱穀した種は米袋に入れていきます。

今日の種でどれだけの油がとれるのでしょうか?

一方その頃

講師、スタッフの皆さんがお昼ご飯の準備を進めていました。

ひまわり油で焼いた野菜と、漬物が並んでいます。

これはお昼ご飯が楽しみです。

 

脱穀作業が終わり、お昼ご飯まであと少しです。

お米はぬか釜で炊きました。

 

初めて見るぬか釜にみんな興味津々です。

お米を炊いている間に、ひまわりの種の油搾り作業を体験しました。

 

まずは種を乾煎りして油を出しやすくします。種を煎っていくととてもいい香りがしてきます。

器械を使っての油搾り作業です。子どもたちも交代で、力いっぱい搾ります。

搾りたてのひまわり油をみんなで味見。

たくさんの種を搾っても、ほんの少量の油しか取れないこと、搾り終わったひまわりの種が押し固められている様子に、みなさんとても驚いていました。

搾りたての油は、煎っている時よりも香りが強く、口の中に甘みと香りが広がりとても深い味わいでした。

 

いよいよお待ちかねのお昼ご飯です!

 

ほくほくの新米の湯気に、食欲がそそられます。

献立は、ぬか釜ごはん、まっちゃん卵、味噌汁、焼き野菜、漬物です。

松本崇さんから、今日のまとめや食材等についてあらためて説明いただき、目の前の料理がさらに輝いて見えます。

みんなで食卓を囲み、「いただきます!」

頑張った後のご飯は最高ですね。

まっちゃん卵とは、マイムマイム奥州のメンバー「まっちゃん」こと松本崇さんが平飼いで育てた鶏たちが産む卵のことです。

 

松本さんは、今日のひまわり油の搾りかすも鶏のエサになること、その鶏から出されたフンが、肥料として今日のお米や野菜作りに役立っていることを教えてくれました。

 

今回のイベントを通して、手作業でのモノづくりの楽しさと大変さを知り、マイムマイム奥州が取り組む循環型農業に触れることができました。

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

★イベントを通して、以下のSDGsの目標について考えました。

【飢餓をゼロに】

油搾り体験を通して、食と持続可能な食糧生産システムについて学びました。

 

【質の高い教育をみんなに】

現役の農家でもある講師から、循環型農業の仕組みについて学びました。

 

【パートナーシップで目標を達成しよう】

マイムマイム奥州のみなさんのご協力のおかげ、大人も子どもも、楽しくイベントに参加することができました。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 環境係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
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