高度無線環境整備推進事業（令和3年度分）にかかる評価の結果について

奥州市では令和3年度に総務省の高度無線環境整備推進事業を利用し、NTT東日本と共同で光ファイバー未整備エリア（水沢及び胆沢の一部地域）にて光ファイバー整備工事を実施しました。
本事業の利用にあたっては、無線システム普及支援事業等補助金交付要綱補足事項の規定に基づき、光ケーブルによるブロードバンドサービス提供から2年後の年度末時点について事後評価（中間評価）を行い、中間評価から1年経過した最初の9月末時点について（再評価）を行い、これを公表することになっています。
この度、令和3年度に活用した高度無線環境整備推進事業にかかる中間評価及び再評価の結果について、次のとおりお知らせします。

家庭用Wi-Fiの設置数：35箇所

【無線局開設状況】
家庭用Wi-Fiの設置数：35箇所

【取組内容】
市ホームページ及びポスター掲示（整備エリア最寄りの地区センターへ掲示）にて周知し設置促進を実施しました。令和5年12月に実施したアンケート結果より算出したWi-Fiの導入実績値では、35世帯という結果になり、目標値を達成することができました。

【今後の対応】
引き続き、市ホームページや地区センターへのポスター掲示を継続し、住民への周知を図ります。また、今回のアンケート回収率が17%と低かったことから、次回評価に向け効率的な調査方法を検討します。

【無線局開設状況】
家庭用Wi-Fiの設置数：32箇所

【取組内容】
アンケート結果によると、令和5年度と令和7年度を比較し、光回線を新たに契約した世帯数及びWi-Fi利用世帯数は増加しており、本事業が家庭用Wi-Fi設置数向上に貢献していると評価できます。
一方で、光回線を新たに契約してもWi-Fiを利用しない世帯も一定数存在し、そのため家庭用Wi-Fiの実績値は中間報告と比較して減少する結果となりました。

【今後の対応】
アンケートで集計した数値のみでは目標設置数に達していないため、今後も地域への市ホームページや市広報を活用した宣伝活動を継続して取り組みを行います。