「おうしゅう探究フェスタ2024」を開催しました

更新日:2024年01月16日

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市では、若者と地域のつながりを創出し、地域愛を醸成する取組みを進めています。その一環として、市と連携協定を締結している高校(水沢高校、岩谷堂高校、水沢第一高校)の生徒が行う探究活動の発表や交流機会を通じて、地域への関心を高めることや高校生と企業や地域団体等とのつながりづくりを行うことを目的に「おうしゅう探究フェスタ2024」を開催しました。

今年度初めての試みでしたが、高校や市内の企業等から合わせて47名の参加がありました。

開催日時、タイムスケジュール等

〇開催日時:令和6年1月7日(日曜日)

〇会 場:水沢地区センター 多目的ホール等

〇タイムスケジュール

  内 容
13:00

開会・オープニング

13:10

若者を応援する地域づくりセミナー

~チャレンジと学びが循環する地域連携のカタチとは~

14:00 高校生のプロジェクト発表・交流タイム
15:30

閉会(16:00まで自由交流タイム)

若者を応援する地域づくりセミナー ~チャレンジと学びが循環する地域連携のカタチとは~

宮城県気仙沼市で探究コーディネーターとして活躍する三浦亜美さん((一社)まるオフィス)と市内で高校生や若者の活動支援に取組む高橋健太郎さん((一社)奥州青年会議所理事長)をゲストにお迎えし、10~20代の若者が地元で成長できる環境や仕組みづくりを行うには何が必要か、経験や取組事例を基にお話しいただきました。

高校生のプロジェクト発表・交流タイム

3つの高校から9グループ約20名が参加し、グループ毎にこれまでの学びの成果を発表しました。プロジェクトの内容は、それぞれの興味・関心に応じた様々な分野の取組みとなっており、参加した大人たちも興味深く、真剣に高校生の発表を聞いたり、意見交換する様子が見られました。

高校生にとっては同世代との交流や他校の取組みを知る貴重な機会にもなった様子で、今回の経験が今後の学びに生かされることが期待されます。

〇高校生の探究・プロジェクトブース一覧

高校名(学年) プロジェクト名(探究テーマ) 取組・発表内容

水沢高校(2年生)

身近なところで食育を行うには? 食育を身近なものにするため、自身のおばあちゃんから昔ながらの料理を学んだ取組みを発表。子どもたちへの食育について参加者と一緒に考えました。
  高校生にとっての即売会 マンガに多くの人に親しんでもらうための仕組み「即売会」について学んだ成果を発表。衣装を用意する等、参加者が楽しめる工夫をしていました。
  文学からぶんがくへ 世界一短い文学と呼ばれる俳句の仕組みやよさを参加者へ伝授。参加者に実際に俳句を詠んでもらい、親しんでもらいました。
岩谷堂高校(2年生) 献血 君の血が欲しい 若い世代の献血の協力者を増やすため、自身が献血に協力した経験を伝えながら、参加者に必要性を発表しました。
 

地域の肥満を抑えたい

ヘルシーかつ美味しい食べ物を

岩手県内の肥満率が高いことを知り、ヘルシーで美味しい食事について研究しました。実際に調理した様子を写真等で参加者がイメージできる工夫をしました。
  多文化共生 県の海外派遣研修に参加した経験を参加者に共有し、地域の多文化共生社会の実現に向けてどのような取組が必要かを参加者と一緒に考えました。

水沢第一高校(2年生)

リハビリ難民の現状と今後の在り方 健康寿命を延ばすための「リハビリテーション」の必要性や現状、「リハビリ」を行う理学療法士の役割を参加者に発表しました。
  看護師の離職率について 看護師の離職率が高いことに着目し、その原因について学んだことを発表しました。離職率を下げるための方法を参加者と一緒に考えました。
  安心安全な奥州市のまちづくり 交通事故がない住みやすいまちを目指すため、参加者と市内の危険箇所を共有し、マップを作成しました。

今後の取組みについて

市では引き続き、連携協定を締結している3校を中心に、高校生の活動を支援していきたいと考えていますが、高校生が学びたいテーマは多岐に渡るため、多様な地域人材・団体との連携・協働が必要不可欠です。

今後の取組みにあたっては、市内の企業や地域団体との連携・協働を視野に入れ、高校生や若者の活動を支える協働体制の在り方について検討していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

政策企画課 企画推進係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2125
ファックス:0197-22-2533
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