確定申告に必要な利用者識別番号の事前取得をお願いします
これまで、市の申告相談会場で確定申告書を作成した場合には紙で確定申告書を作成し税務署へ提出していましたが、事務効率化、経費削減、デジタル改革の観点から紙での送付をやめ、電子データで税務署へ提出することとなりました。その際に必要となるのが利用者識別番号となります。
利用者識別番号とは
e-Taxを利用する際に必要な16桁の番号です。この番号を事前に取得していただくことで、確定申告書を奥州市から税務署へ電子データとして送信できるようになります。利用者識別番号は、一度取得すると毎年使用できる番号となります。
利用者識別番号の取得をお願いしたい方
確定申告が必要な方です。
市民税・県民税の申告のみ(収入が無い方や、申告しても所得税の納税や還付金が発生しない方など)の方は取得する必要はありません。
利用者識別番号を取得するには
初めて利用者識別番号を取得される方
e-Taxのページから取得する方法と書面で水沢税務署へ届け出る方法があります。
e-Taxのページ内での操作手順などは、下記「初めて利用者識別番号をe-Taxのページから取得される方」をご覧ください。
また、インターネットで取得する場合は、即時に番号が取得できますが、書面で届け出る場合は取得するまでに期間を要しますのでご注意ください。
書面で届け出る場合の様式:電子申告・納税等開始(変更等)届出書(PDFファイル:279.9KB)
利用者識別番号を取得しているかどうかわからない(忘れてしまった)場合
過去にe-Taxを利用した方は、過去の「申告書等送信表(兼送付書)」や税務署から送られてくる「確定申告のお知らせ(はがき)」などで確認することができます。

《利用者識別番号等の通知》

《申告書等送信表(兼送付書)》

《確定申告のお知らせ》
また、忘れてしまった場合は利用者識別番号の変更の手続きが必要です。
手続きは、初めての方と同様にe-Taxのページで申請するか書面で提出する必要があります。
書面で届け出る場合の様式:電子申告・納税等開始(変更等)届出書(PDFファイル:279.9KB)
電子データで送るメリットは?
電子データで確定申告書を送ることで以下のようなメリットがあります。
所得税の還付金が早く振り込まれます
データで提出されると、紙で提出された申告書に比べて入力やチェックの時間が短縮されるので、還付金がある場合は通常の場合に比べて早く還付金を受け取ることができます。
署名が省略できます
電子データを原本として税務署へ送信するため、内容を確認していただいたあとに署名していただく手間がありません。
行政の効率化が図られます
申告書の原本を印刷する必要がなくなり、印刷にかかる経費が削減できます。(控えはお渡しします)また、申告書の送付にかかる事務が減ることで、事務の効率化が図られます。
初めて利用者識別番号をe-Taxのページから取得される方
以下、e-Taxのページの入力例やページの説明になります。
1 マイナンバーを使って番号を取得するかどうかの選択画面

「マイナンバーカードをお持ちの方はこちら」を選択した場合

利用者証明用のパスワード(マイナンバー受け取り時に決めた4桁)の番号を入力し、マイナンバーカードを読み込んだら、利用者識別番号が交付されます。
その後、利用者識別番号用のパスワードを新規に作成し、番号の取得作業が完了となります。
「マイナンバーカードをお持ちでない方はこちら」を選択した場合
1 氏名などの入力

2 住所などの入力

3 暗証番号などの入力

暗証番号、納税者確認番号は、ご自身が決定する項目です。
e-Taxを利用する際に必要となりますので、忘れないようご注意ください。
4、5 入力内容の確認、番号の発行
入力内容を確認し、最後に利用者識別番号が発行されます。
利用者識別番号は、申告の際に伺うことがありますので、メモを取るなどして保管してください。
更新日:2024年02月07日