サントリーグループ、寺岡精工及びデジアイズとペットボトル「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました

更新日:2024年02月21日

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【岩手県内初】自治体による「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定

【県内自治体初】令和6年2月8日  協定締結

  奥州市は令和6年2月8日、サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社・サントリーホールディングス株式会社)、株式会社寺岡精工、株式会社デジアイズとペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関して協定を締結しました。県内の自治体による、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定は初となります。

 

協定締結式時の写真

  左から、サントリーホールディングス株式会社:北村副本部長、奥州市:倉成市長、株式会社寺岡精工:寺岡事業部長、株式会社デジアイズ:油井代表取締役社長

 

協定の概要

協定概要図

  協定で担う役割は次とおりとなっています。

《サントリーグループ》奥州市が収集した使用済みペットボトルを「ボトルtoボトル」水平リサイクルの技術により、新たなペットボトルに再製品化する。

《寺岡精工・デジアイズ》ペットボトル減容機を市役所庁舎内の来庁者の目に留まる箇所に設置し、市民のリサイクル参加を促し、啓発と推進を行う。

《奥州市》市民が排出した使用済みペットボトルを収集し、サントリーグループに引渡すとともに、ペットボトル減容機の利用や展示、環境学習を行う。

「ボトルtoボトル」水平リサイクルとは?

 水平リサイクル簡易図

  「ボトルtoボトル」水平リサイクルとは、使用済みペットボトルを原料として用いて、新たなペットボトルにつくりかえるリサイクルのことです。奥州市が市民の皆様から収集した使用済みペットボトルすべてが、新たなサントリー製飲料ペットボトルに再生され流通されます。石油資源からペットボトルを製造する場合と比べ、60%以上のCO2削減効果があります。CO2は温室効果ガスの1種で、この削減は地球温暖化の防止に役立つ取組です。

  奥州市では令和7年4月1日より「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始いたします。

令和7年4月1日より水平リサイクル開始

ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」

  協定締結式同日より、寺岡精工・デジアイズが設計・製造するペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」が奥州市役所本庁舎の2階と4階に設置されました。「ボトルスカッシュ」はペットボトルを3分の1程度に圧縮するため、トラックの輸送回数も3分の1に減り、約67%のCO2削減効果があります。市民の皆様もぜひ「ボトルスカッシュ」をご利用ください。

ボトルスカッシュを使用する倉成市長

「ボトルスカッシュ」を体験する倉成市長

本庁舎4階のボトルスカッシュ

奥州市役所本庁舎4階に設置された「ボトルスカッシュ」

ペットボトルはきちんと分別しましょう

  ボトルスカッシュでは、汚れたペットボトルやラベルのついたものは回収されません。ペットボトルの分別について、この機会に再確認しましょう。

分別方法

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 生活衛生係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2341
ファックス:0197-51-2374
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