岩手県内「交通事故非常事態宣言」の発令について
岩手県内で死亡事故が多発
県内では、8月7日から交通死亡事故が立て続けに発生し、8月17 日には、岩手県
警察本部長が「交通死亡事故多発警報」を発令したところです。
しかし、8月30 日からも交通死亡事故が発生し続け、歯止めがかからず、交通死亡事故は、8月7日から9月1日までの26 日間で、11 件(11 名)と大幅に増加しており、極めて憂慮すべき事態となっています。
こうした状況を踏まえ、岩手県交通安全対策協議会から9月5日(金曜日)から9月14 日(日曜日)までの10 日間、交通事故非常事態宣言発令要綱に基づき交通事故非常事態宣言が発令されました。
奥州市内でも8月8日と8月15日に交通死亡事故が1件ずつ発生し、2名の方が亡くなられています。
交通事故は他人事ではありません。ドライバーも歩行者も安全確認を徹底し、交通ルールの順守と交通マナーの実践により交通事故の防止に努めましょう。
重点項目
ドライバーに対して
- 車を運転する際は、歩行者の有無など周囲の状況を適切に確認すること
- 急な天候の変化などにも運転状況に適切に対応し、安全速度で運転すること
- 十分な休憩をとるなど体調管理に留意して、運転に集中できる環境を整えること
- 夕暮れの時間を待たず、早めのライト点灯を意識すること
- 夜間の走行時は、上向きライト走行により、歩行者や横断者の早期発見に努めること
歩行者に対して
- 車から視認されやすいよう、外出時は明るい色の服装を選び、特に夜間は反射材などの着用を心掛けること
- 道路を横断する際は、横断歩道を渡ることを原則とし、左右の安全確認を徹底すること
非常事態宣言チラシ (PowerPointファイル: 350.5KB)
更新日:2025年09月05日