温泉を利用して健康増進につなげよう
奥州市温泉機能検証・発信事業について
令和4年度にひめかゆ温泉にて、温泉機能と入浴がもたらす効果について、モニター試験を実施いたしました。
温泉入浴頻度の違いで健康状態にどのような差異が出てくるのかを東京工業大学の山本研究室と株式会社ひめかゆで共同研究に取り組みました。
この度、試験結果についてダイジェスト版がとりまとまりましたので掲載いたします。
温泉機能検証・発信事業に係る検証結果について
考察
温泉入浴を継続することで、
- 睡眠の質が向上する
- 血流の改善による疲労軽減
- 便秘回復
などの実感評価で差異が見られました。
また、腸内細菌の違いでは温泉入浴を継続することで、
- 肥満になりにくい体質
- 免疫力保持
- 便通の改善健康維持に有利
との傾向が表れました。
展望
温泉入浴における保温効果、動脈硬化改善効果、脳腸相関への影響、アンケートによる実感性評価を通じて、腸内相関への可能性を示すことができました。
より動脈硬化の抑制効果の実証のためには、血管柔軟性評価のための医学的視点での実証が有用と考えられます。
成果がまとまりましたら改めてお知らせいたします。
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ファックス:0197-24-1992
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更新日:2023年09月29日