蜜蜂への農薬危被害防止対策について
蜜蜂を農薬被害から守る必要性
田植えの始まる5月から斑点米カメムシ類防除の始まる8月までは、農薬等が散布されますが、近年、この防除に関連すると思われる蜜蜂の死亡事例が発生しています。
農林水産省の調査によると、被害の発生は水稲のカメムシ防除が行われる時期に多く、巣箱の前から採取した死虫から検出された殺虫剤の多くがカメムシ防除に用いられる殺虫剤であることが分かりました。このことから、カメムシ防除に使用された殺虫剤を蜜蜂が直接浴びたことが被害の原因である可能性が高いと考えられています。
被害を減らすために、事前に蜜蜂飼育者と注意事項や巣箱の移動などについて話し合うなど対策に努めてください。
※地域の防除時期などの詳細は、最寄りの農業改良普及センターやJAにお尋ねください。
更新日:2025年06月11日