令和3年第2回定例会 請願等文書表
請願13
受理年月日 | 令和3年5月28日 |
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件名 | 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための請願 |
提出者 |
盛岡市本町通2丁目1番36号 岩手県医療労働組合連合会 執行委員長 中野 るみ子 |
紹介議員 |
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付託委員会 | 教育厚生常任委員会 |
要旨 |
新型コロナウイルス感染拡大により、感染症病床や集中治療室の大幅な不足、それらを中心的に担っている公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などが明らかになった。感染対策の教訓を経て、国民のいのちと健康、暮らしを守るため、また新たなウイルス感染や自然災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の問題である。 よって、医療・介護・福祉に十分な財源確保を行うこと、公立公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、医療体制の充実を図ること、医師・看護師・医療技術職・介護職等を大幅に増員すること、公衆衛生行政の拡充を図り、ウイルス研究、検査・検疫体制などを強化・拡充すること、社会保障に関わる国民負担軽減を図ることについて、国の関係機関に対し意見書を提出するよう請願する。 |
備考 | なし |
請願14
受理年月日 | 令和3年5月28日 |
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件名 | 新型コロナ禍による米価下落に対し政府による緊急対策を求める請願 |
提出者 |
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紹介議員 |
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付託委員会 | 産業経済常任委員会 |
要旨 |
新型コロナウイルス感染拡大により外食需要が減少し、2019年産米は過大な流通在庫が生まれ、米価が下落している。主食用米の生産を抑えるために飼料用米の作付け支援を拡充するなどの取組みが政府・県・市町村でも行われているが、このままでは在庫はさらに増え、今年産の米価は暴落することが危惧される。多くの米農家が米作りから撤退することにつながりかねず、地域社会も今後の安定的な食糧供給を守ることができない。かつて経験したことのない危機的事態の中で、農業者の経営と地域経済を守るためには従来の政策的枠組みにとらわれない対策が求められる。 よって、米の過剰在庫を政府が緊急買い入れて需給環境を改善し、生活困難者への食糧支援や海外援助などで活用すること、外国産米の輸入を国産米の需給状況に応じて当面数量調整を行うことについて、国の関係機関に対し意見書を提出するよう請願する。 |
備考 | なし |
陳情21
受理年月日 | 令和3年5月31日 |
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件名 | 新市立病院建設計画(案)の取り扱いと地域住民への十分な説明を求める陳情 |
提出者 |
奥州市前沢白山字保志場58番地 安心して暮らせる前沢の医療を守る会 会長 鈴木 秀悦 |
紹介議員 |
なし |
付託委員会 | 新市立病院建設調査特別委員会 |
要旨 |
令和3年3月25日の新市立病院建設調査特別委員会において、市側から衣川診療所を無床化し、総合水沢病院、まごころ病院、前沢診療所を廃止して令和7年度中に新市立病院を開院するという計画案が示され、前沢地域の住民は大変驚いている。前沢診療所は、平成10年に旧前沢町民の健康増進のための健康管理総合センターと介護を必要とする方々や介護予防を包括的に支援する介護センターを併設して現在地に建設され、以来前沢地域住民に係る保健・医療・福祉・介護全般を担ってきた。一時期医師の退職により休診の時期もあったが、疾病予防を中心とした健康教室を各地で開催するなど地域包括医療に取り組み、前沢はもとより市内全域、さらに近隣自治体からも患者が多数訪れるようになった。年々患者数が増えており、今後高齢化が進行し、医療需要が高まることが予想される状況下において、住民に寄り添う身近な医療機関としての前沢診療所への期待は高まる一方である。 よって、今後市から市立医療機関の再編案に係わる具体像が示されるに当たり、前沢診療所の廃止について市当局による住民への説明責任がしっかり果たされるよう陳情する。 |
備考 | なし |
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更新日:2023年09月29日