令和4年第1回臨時会 決議文
ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議
令和4年2月24日、ロシアは、ウクライナへの軍事侵攻を開始した。
この軍事侵攻により、住居や学校、病院などのインフラが無差別に破壊され、罪もない多くのウクライナ国民の尊い命が奪われ、多数の負傷者と避難民を生み出している。
また、ロシアのプーチン大統領による核兵器使用を示唆する発言は、唯一の戦争被爆国である我が国として決して許しがたく、核兵器使用は、国際社会の一致結束した行動により絶対に阻止されなければならない。
今回のロシアによる一連の行動は、世界の平和と秩序を著しく損なわせる暴挙であり、武力を背景とした現状変更への試みは、明白な国際法違反として断じて容認できない。
よって、奥州市議会は、ロシアに対しウクライナへの軍事侵攻と主権侵害を断固として抗議するとともに、軍の即時無条件の撤退と国際法に基づく行動を強く求める。
また、国においては、在留邦人の安全確保を図り、国際社会と緊密に連携し、毅然たる態度でロシアに対する制裁措置の徹底と強化を図るとともに、我が国へ及ぶ影響に対し万全の対策を講じるよう強く求める。
以上決議する。
令和4年3月29日
岩手県奥州市議会
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更新日:2023年09月29日