ヤングケアラーをご存じですか?ヤングケアラーの相談窓口をご案内します
ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものことをいいます。
責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。心やからだに不調を感じるほど重荷になってしまっていることがあります。
おだやかに過ごしているように見えても、実は、周りに相談できずに悩んでいるかもしれません。
詳しくは、こども家庭庁のホームページまたは岩手県の岩手県ヤングケアラー支援体制強化事業のページををご参照ください。
ケアとお手伝いの違い
家事や買い物と聞くと「それはお手伝いでしょ?」と考える人もいるかもしれません。しかし、彼らが担うケアは
- 年齢や成長段階に見合わない負担・責任を負う
- 日常生活に支障があるほど長時間にわたる
ものであり、相手の生命・生活・健康を支えるケアは「お手伝い」という言葉でおさまるものではありません。
相談は児童相談所、岩手県ヤングケアラー相談支援窓口または市へ
(1)児童相談所相談専用ダイヤル
電話番号 0120-189-783(いちはやく おなやみを・フリーダイヤル)
(2)岩手県ヤングケアラー相談支援窓口
特定非営利法人もりおかユースポートでは、電話やSNSなど様々な方法でヤングケアラーに関する相談を受け付けています。日ごろから家族のお世話やお手伝いに忙しく、学校のこと、進路のこと、友だちのこと、生活のこと、いろいろ悩みはあるけどなかなか相談できないという方もいると思います。一人で抱え込まずに、気軽に相談してください。ヤングケアラ―の経験や気持ちを分かち合う場として、おしゃべり広場”palori loco”も開設しています。
電話番号 080-8201-4053
いわてヤングケアラー相談支援事業ホームページ(実施団体:特定非営利法人もりおかユースポート)<外部リンク>
(3)奥州市こども家庭課
奥州市では、ヤングケアラーや虐待の相談以外にも子どもの福祉に関するさまざまな相談を受け付けています。奥州市公式ホームページ内のサイト「おうしゅう子どもポータル」には、市の家庭相談員に直接メッセージを送信するフォームがあり、インターネットを通じて子どもから助けを求めるメッセージを送信することもできます。
おうしゅう子どもポータル「たすけて(Help!)」<外部リンク・専用フォーム>
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更新日:2024年08月26日