奥州羅針盤(6年10月)

更新日:2024年09月26日

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   奥州市にUターン移住してちょうど5年が経過しましたが、周囲の皆さんのおかげで、有意義な日々を過ごさせてもらっています。秋の名月を見ると、「曇って満月が見えない日は私の顔を思い浮かべて」と言った丸顔の小野寺副市長の名言を思い出しますが、秋の夜長に虫の声を聞きながら瞑想にふけるのも趣がありますね。
   ふと評論家的にわが故郷を振り返ってみると、関東や西日本の自治体と比較して、独特な真面目さが際立っていると感じます。これはものづくりの分野ではプラスに作用する反面、政策づくりや事業計画の議論の時はうまく機能していない感覚があります。過去にこだわるいちずさは、多様性を受け入れにくくなるということかもしれません。不真面目になれとは言いませんが、もっとワクワクする議論があってもいいと思います。
   千葉県流山市は、子育て世帯が集まる市として有名ですが、全国初のマーケティング部を作った市でもあります。ターゲットを絞り、「母になるなら流山市」、「故郷が二つになることが結婚だったんだね!」などのキャッチフレーズを駆使し、施策に取り組んでいます。
   また、NHKは「多様な社会を公正に映し出すこと」を目的に、世界30カ国が参加する国際プロジェクトに参加しています。その成果の一つが、制作スタッフに女性が多く活躍している大河ドラマ「光る君へ」だといわれており、若い女性視聴者の増加につながっています。とにかく一歩踏み出す勇気と推進力が大切だと感じます。
   今回はトーランス市訪問を控えた市長の独り言と思って、おおらかな気持ちで読んでいただけると助かります。

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