定例記者会見(令和3年3月10日)

更新日:2023年09月29日

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発表項目

公共施設の使用料と減免基準が変わります

 公共施設の使用料と減免基準について、4月1日の施設使用分から変更となります。これは、財政健全化に向けた重点的取組みの必要性を背景として、公共施設に係る使用料の負担適正化を図るものです。

使用料の主な変更内容

(1) 地区センターなどの集会施設

 昼夜別の区分を廃止し、終日同一の料金に一本化となります。また、区分4の体育館などの基本使用料単価は、スポーツ施設の体育館における統一後の単価にあわせるため、これまでの夜間料金の半額に引き下げとなります。

基本使用料

区分

使用料

(1時間当たり)

区分1 会議室など(100平方メートル未満)

200円

区分2 会議室など(100平方メートル以上)

400円

区分 3ホールなど(400平方メートル未満)

500円

区分4 体育館など(400平方メートル以上)

600円

(2) 文化会館

 これまでの使用料より10%増が基本となります。

(3) スポーツ施設
  •  ア 体育館
     次のとおり統一となります。
    •  基本使用料(一般利用の場合) 1時間当たり600円
    •  照明使用料(800平方メートル以上) 1時間当たり300円
      ただし、ふれあいの丘公園体育館、江刺中央体育館及び江刺西体育館は、施設規模や建築年度等が他と異なるため、個別の単価となります。
  •  イ テニスコート
     江刺カルチュアパークの単価(これまでの使用料より10%増とした後の単価)に統一となります。
    •  基本使用料 1時間当たり220円 (注意)児童生徒は110円
    •  照明使用料 30分当たり330円
  •  ウ プール
     一般使用のみ50円増となり、児童及び生徒、幼児の単価は据え置きです。
(4) その他の施設

 記念館、博物館等の入館料は、近隣自治体施設の区分、単価等との均衡に考慮して次の施設のみ変更となり、これ以外は据え置きとなります。

  •  埋蔵文化財調査センター 一般:200円から300円 児童生徒:引き続き無料
  •  宇宙遊学館(展示室) 大人:200円から300円 小中学生、高校生:100円から150円

使用料の減免の変更内容

 これまで「集会施設等使用料減免規則」と「スポーツ施設使用料減免規則」によるそれぞれの基準によりを公共施設の使用料を減免してきましたが、これらを統一の共通基準とするとともに、これまで独自の減免基準を設けていた施設についても、なるべく共通基準に統一することとし、「公の施設使用料減免規則」を新たに制定しました。

 減免する使用の区分、減免割合は、次のとおりです。

減免の内容の詳細

区分(誰が何に使用するか)

減免割合

基本

使用料

減免割合

付加

使用料

  1. 奥州市が共催をする事業で使用
  2. 市から委嘱を受けたもので構成する団体が使用
  3. 市から事業の委託を受けたものが当該事業で使用
  4. 指定管理者が自らの管理する施設を使用
  5. 市内の認定こども園、幼稚園、保育所、小学校又は中学校が教育活動又は保育活動で使用

全額

免除

全額

免除

  1. 市内のスポーツ少年団が団体活動で使用

全額

免除

5割

減額

  1. 市内の子ども会その他の少年団体が団体活動で使用
  2. 市民公益活動団体が奥州市協働の提案テーブルで合意した認定事業で使用
  3. 障がい者で構成する団体又は障がい者を支援する団体が団体活動で使用
  4. 市内の公益法人、社会福祉法人又は特定非営利活動法人が公益を目的とした活動で使用するとき。

全額

免除

減免

なし

  1. 国又は他の地方公共団体が使用
  2. 市内の高等学校が教育活動で使用
  3. 市内の公共組合、農業協同組合、森林組合又は商工団体が公益を目的とした活動で使用するとき。
  4. 市内の社会教育団体、生涯学習活動団体、市民活動団体、スポーツ団体、趣味講座団体、サークル団体、同好会等が団体活動で使用するとき。

5割

減免

減免

なし

学校施設開放事業について

 学校施設開放事業における施設の使用に際して、公共施設の使用との整合を図る観点から、使用料を新たに設定しました。

  1.  使用料の単価及び減免基準
     基本使用料及び体育館照明使用料の単価は、今回変更となったスポーツ施設の基本使用料の単価と統一となり、屋外運動場及びテニスコートの照明使用料の単価は、現行より10%増となります。また、使用料の減免については、「公の施設使用料減免規則」の共通減免基準に準じます。
  2.  使用者の限定及び登録
     「市民、市内勤務者、市内学校在学者の個人」又は「構成員の過半数が市民、市内勤務者、市内学校在学者で組織する団体」のみに限定とし、事前の使用登録が必要となります。

問い合わせ

 財務部行政経営室(電話番号:0197-34-2225)

災害時避難所用公衆無線LAN(Wi-Fi(ワイファイ))サービスの運用開始について

 市では、災害時の避難所における避難者の携帯端末等による情報収集・連絡等を可能とするため、公衆無線LAN(Wi-Fi(ワイファイ))サービスの運用を開始します。

  • 運用開始日
     令和3年4月1日(木曜日)
  • 利用可能場所
     指定避難所(第1次収容避難所)等 39カ所
     (注意)詳細は別紙のとおり。
  • サービス提供内容
     市のSSID(注釈1)により、災害による避難所開設時にWi-Fi(ワイファイ)サービスを提供するほか、通常時もWi-Fiサービスを提供する。
  • 利用方法及び利用可能時間
    1.  災害時
       避難所開設時に、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)(注釈2)」を発動し、認証無し、時間制限なしで利用可能とする。
    2.  通常時
       通常時用SSID及びユーザー認証により利用可能とする。
       午前8時~午後9時
       1日3回まで利用可能
       (1回あたりの利用可能時間20分間)
       (注意)水害時第1次収容避難所については、通常時の運用はしない。
  • 利用料金
     無料
  • (注釈1) SSID
     無線LANアクセスポイントの識別に用いられる文字列
  • (注釈2) 災害用統一SSID「00000JAPAN」

 大規模災害発生時に公衆無線LANの無料開放用の目的で事業者等が共通で使用するSSID。事業者共通で使用するため、ユーザー認証や暗号化を行わない。

質問:今回運用開始される公衆無線LANには何台ぐらい同時接続可能なのか伺います。

回答:最大254台接続可能です。100台程度までは適切なスピードで使用できると思いますが、増えるほどスピードが落ちます。動画の視聴など使用状況によって、動作が遅くなることはあると思います。

質問:避難者のための公衆無線LANとありますが、避難所運営のために市職員も使用するのか伺います。

回答:この公衆無線LANは使用しません。避難所運営のために市専用の通信回線を別に整備しています。

自由懇談

質問: 市長の任期満了まであと一年となりました。市長のこれまではどんなものであったか、また、残りの一年をどうしていくのか伺います。

回答:2月20日に合併15年を迎えたことを受け、秋ごろに合併15年の総括を出すための準備を始めたところです。また、私の任期の最終年でもありますので、私の市長としての総括も併せてしていきたいと考えています。

 与えられた最後の一年をしっかりと過ごしていかなければなりませんが、大きな課題とすれば、病院・診療所の再編の方向性を明確化し、市民や議会にご理解いただけるよう、丁寧に説明をしていきたいと思います。

 それから、衣川荘やスキー場の方向性をどうするのか、一定の目途を出したいと考えています。行財政改革では、ご理解を得られることが何よりも大切となってきます。収支のバランスがとれるような状況を今年中に示せるよう全力を尽くしてまいります。

質問: 今年度から副市長2人体制となりましたが、副市長に期待することなど伺います。

回答:私がすごく助かっている部分は、3人で話し合って結果を出せることで、客観的な判断が出来る状況が整っていると強く感じています。市政の行政運営に対して、2人制は有効に働いていると思います。

質問: オリンピックに関して、胆沢カヌー場での海外チームの事前合宿の誘致の意向に変わりないのか伺います。

回答:変わりはありません。カヌーの全日本選手権を開催して大きな評価をいただき、スペインとフランスチームが事前調査にも来ています。選手にとって良いパフォーマンスをするために胆沢カヌー場が役立つのであれば、積極的に協力したいと考えています。

この記事に関するお問い合わせ先

未来羅針盤課 広聴広報係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
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ファックス:0197-22-2533
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