定例記者会見(令和4年5月11日)

更新日:2023年09月29日

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市長あいさつ

 市長就任後、ほぼ2カ月となりました。この1カ月で印象に残ったことをお話したいと思います。

 協働のまちづくりアカデミーの開講式で記念講演をしましたが、私の講演内容と広田先生の講演テーマが偶然にも重なりました。人口減少が進むことによる空洞化にどう対応するかというテーマで、一つの解決方法として「小さな拠点づくり」という観点でお話しました。地域会議でもご紹介し、参加者の理解を求めたところです。6月議会の施政方針でも、基本的な考え方として述べる予定です。

 2点目は、北上市の市制施行30周年の記念式典に出席した際に感じたことです。いろいろフロンティア精神に富んだ市だと思いました。まちづくりの将来像を「うきうき わくわくするまち 北上」という、非常に分かりやすいコンセプトでまとめています。子どもたちが「10年後にこういう市になってもらいたい」と伝えるビデオメッセージもあって、非常に印象深く感じました。

 紫波町の熊谷町長ともお話する時間があって、子育て世代をターゲットにしたオガールプラザの様子をいろいろお聞きしました。600棟の分譲住宅が全て売れたということで、かなり若者世代が集まっているそうです。成功例として非常に参考になりました。

 いろんな首長さんや有識者の方とお話して思ったのですが、これまでの日本は大都市圏に人や金が集まる経済モデルだったものが、コロナによって社会の価値観が変わり、地方の豊かな自然や持続性のある地方経済の仕組みが強みになると感じました。永住ではなくても、一時的に移り住む場所として、奥州市も考えてもらえるのではないかという感触を持ちました。これからの時代は、奥州市にとって非常に面白い時代になると感じています。

発表項目

令和4年度以降の成人式の名称を「二十歳(はたち)のつどい」に変更します

 市では、おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます行事として「奥州市成人式」を開催してきましたが、民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられた令和4年度以降も、当該年度に20歳を迎える方を対象とすることから、名称を「奥州市成人式」から「奥州市二十歳のつどい」に変更します。

決定の経過

 成人式については、その実施の具体的な方法が法律で定められているわけではなく、その対象年齢を何歳とするか等、成人式の在り方については、地方公共団体の判断で決められるものです。
 市では、令和4年3月17日開催の社会教育委員会議で名称の候補を「二十歳のつどい」に絞り、4月25日開催の教育委員会定例会で賛同を得られたことから、「二十歳のつどい」に決定しました。

県内他市の動向

  • 盛岡市、大船渡市、久慈市、陸前高田市、滝沢市…二十歳のつどい
  • 宮古市…20歳のつどい
  • 遠野市…はたちのつどい

令和4年度の予定

  1.  開催日時 令和5年1月8日(日曜日)
  2.  場所 奥州市文化会館
  3.  対象者 平成14年4月2日から平成15年4月1日までに生まれ、市に住民登録をしている人又は市内の中学校を卒業した人。

(注意)参考 令和3年度 出席者数 889人/対象者 1,178人(参加率 75.5%)

問い合わせ

 協働まちづくり部生涯学習スポーツ課生涯学習係(電話: 0197-34-2497)

質問:対象者はどれぐらいを見込んでいるのか伺います。

回答:昨年度並みの1,200名弱になると思います。

自由懇談

質問:ウクライナからの避難民の受け入れについて、住宅や生活のサポートなど具体的にどのような準備をしているのか伺います。

回答:日本への避難については、外務省が窓口となって登録自治体とのマッチングの調整をしています。4月末時点でマッチングの連絡は来ておらず、避難相談もない状況です。国の方でも、難民法に準じた支援などを行う方向で動いていると聞いております。本市でも、滞在期間に応じて、市営住宅やホテルの提供のほか、保育所、学校、就労の支援をするための準備をしているところです。

質問:避難民受け入れの際の課題について伺います。

回答:国際交流協会と連絡を取りながら、どういうケアが必要かを学んだ上で臨む必要があると思います。生活様式が違いますし、就労する場合のサポートをどうするかも課題になると思います。

質問:プロジェクトチームの最終的なスケジュール感や発表の仕方について伺います。

回答:ワーキングチームはずっと続くものになります。アドバイザーも含めて週1回ミーティングを行っていますが、その中で課題が見えてきたものを1週間である程度検討をして、また話し合うという方法をとっています。6月の施政方針で、プロジェクトの検討内容を示す予定です。地域医療の問題や小さな拠点づくり、財政問題など、まちづくりの考え方を述べることになると思います。

この記事に関するお問い合わせ先

未来羅針盤課 広聴広報係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2126
ファックス:0197-22-2533
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