【岩手県立水沢商業高等学校】SDGs学習会のその後…

更新日:2023年09月29日

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 岩手県立水沢商業高等学校の3年生は、9月にSDGsの学習会を行い、その後、それぞれのチームがあげた課題を解決するアクションを実施してきました。

 自分たちの力だけでは出来ないこともパートナー(企業など)を探して、取り組みました。

 その中から「食品ロス」に取り組む3つのグループについて、以下のページで紹介しています。

地域とつながり課題解決 (活動事例紹介)

 「食品ロス」をテーマに売れ残ったものをどうするかと売れ残らないようにするにはどうするかという観点で取り組んだ会計ビジネス科の3班の活動事例を紹介します。

 会計ビジネス科3班は、市内スーパーマーケットと協力して、賞味期限間近の見切り品コーナーにSDGsのカラーホイールをモチーフにした「食べて!」シールを貼る活動を実施しました。「食べて!」シールは高校生がデザイン、手作りしたものです。

野菜のイラストと「食べて!水沢商業」と書かれたシールの写真

【高校生がデザインした「食べて!」シール】

 取材を行った日は、活動の3回目。この日は、佐藤美澪(みれい)さんと高橋颯希(さつき)さんの2名が担当しました。店舗内の3箇所に設置された見切りコーナーの商品に「食べて!」シールを貼る2人。

佐藤さんと高橋さんが見切りコーナーのチンゲン菜を持って、「食べて!」シールを貼る様子の写真
見切り品コーナーの商品に「食べて!」シールを貼る様子の写真
見切り品コーナーの前に座り、商品に「食べて!」シールを貼る様子の写真

 また、今回は野菜コーナーに「野菜の長期保存方法」を掲示する活動を行いました。どこに貼ればお客さんに見てもらえるかを自分たちで考えます。

陳列された野菜コーナーに「野菜の長期保存方法」を掲示する活動の様子の写真
「ご存じですか?きのこは「冷凍」で長持ちします!」と掲示されたアップ写真

 今回、SDGsについて学んだ2人は、「ちょっとした一人一人の活動が食品ロス削減につながる」と話します。

 シールを貼った後、商品を手に取ってくれているお客さんがいることに手応えを感じ、「シールを貼ったものが売れると少しでも食品ロス削減に貢献できたと嬉しくなる」と笑顔で答えてくれました。また、目指している職業は違いますが「今回の活動をそれぞれの分野(職業)で活かしたい」とも…将来が期待されます!

 奥州めぐみネット・市は、活動のヒントになるつながり(人や団体)や場(イベント活動等)の情報提供等サポートを継続します。

今回の活動とSDGs

4 質の高い教育をみんなに

「4.質の高い教育をみんなに」の文字と、開かれた本と鉛筆が描かれているSDGs目標4のアイコン
「自由に学べる環境をみんなに」の文字と、本棚に本が並べられている奥州市版SDGs目標4のアイコン

 全世界の人が目指す世界の在り方(SDGs)について学び、身近に出来る行動に落とし込んで、スーパーマーケットに来店する多くの人に広めています。

12 つくる責任つかう責任

「12.つくる責任つかう責任」の文字と、無限大のマーク中央の一部が矢印になっているSDGs目標12のアイコン
「丸ごと余さず使うまちづくり」の文字と、4本の矢印で四角が書かれその中に奥州市の市章が描かれた奥州市版SDGs目標12のアイコン

 「食品ロス」に着目し、市内スーパーマーケットと協力して、捨てられる食品を減らす取り組みを実施しました。

17 パートナーシップで目標を達成しよう

「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の文字と、5つの輪が重なって花の形のようになっているSDGs目標17のアイコン
「17.みんなが「つながる」まちづくり」の文字と、奥州市「協働のまちづくり」シンボルマークが描かれた奥州市版SDGs目標17のアイコン

 市内スーパーマーケットと取り組みを実施しています。また、今回の活動は、奥州めぐみネットからのアドバイスを受けて、高校生が売れ残ったものをどうするかという視点に留まらず、売れ残らないようにするにはどうするかという視点で課題に取り組んだことから実施されたものです。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2340
ファックス:0197-51-2374
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