【県立水沢工業高等学校 第3弾】「SDGsキーホルダーをつくろう!」さらに助っ人登場!!
最新の3Dプリンターの技術指導を受けたい!
市と奥州めぐみネットが行ったSDGs学習会で学んだ県立水沢工業高校機械科3年生の菊地さんをリーダーとするグループは、現在進めている「SDGsキーホルダー」の作成にあたり、その鋳型を作成する上で必要な、キーホルダーの模型作成の技術支援をいただくため、奥州市水沢工業団地の株式会社ミズサワセミコンダクタを訪問しました。
前回、奥州市の株式会社及富さんを訪問し、模型作成にあたって3Dプリンターの利用を考えたものの、学校にあるプリンターでは精度が足りず、地元企業に相談をしたところ、協力について快諾をいただいたものです。
株式会社ミズサワセミコンダクタさんでは、水沢工業高校の卒業生も多く在籍しており、まさに「先輩」から最新の3Dプリンターの技術指導を受けることができ、実際に3Dプリンターを操作して鋳造において高い精度を要求される模型を作成しました。
株式会社ミズサワセミコンダクタの訪問の様子
令和4年7月5日、奥州市水沢工業団地の株式会社ミズサワセミコンダクタさんを訪問しました。
早速、講義を開始。株式会社ミズサワセミコンダクタさんに在籍されている水工の先輩方から直接、説明をいただきました。
講義では、株式会社ミズサワセミコンダクタさんの沿革の他、同社で進めているSDGsに関する取り組みの紹介もありました。
中でも、食品ロスに関して同社では、ランチメニューの事前オーダー制により、待ち時間の短縮の他、食品ロスの削減にも貢献しているとのことでした!
座学のあと、いよいよ工場内の見学と3Dプリンターの操作等について説明を受けました。
精密機械が稼働する工場内に入るため、専用の服装に着替えます。
3Dプリンターのセクションでは、機器の性能等について説明を受けたあと実際に操作を行いました!
出来上がった模型の元です。
この後、サポート材を除去して、整形します。
最初の講義からおよそ2時間程度、じっくりと教えていただき、すべての日程が終了しました。
今後、水工機械科の菊地さんのグループでは、「SDGsキーホルダー」製作に必要な材料集めを、稲瀬わかば園さんと一緒に行います。そして、いよいよ量産していく予定!!
どんなキーホルダーが出来上がるか、もう少しで見れるかもしれません!
最後にパチリ!
今回の活動とSDGs
【8 働きがいも経済成長も】

【8 働きがいのあるまちをつくろう】

企業の先進的な技術力を基にした指導を受け、相談に乗っていただいたことで地元企業の魅力を改めて実感しました。
【9 産業と技術革新の基盤をつくろう】

【9 先端技術を活用できるまちを目指そう[奥州市版SDGs]】

地元企業から、最新技術の指導を受けることができたほか、実際に最新技術に触れ、更に実際に模型の精度が上がるなど先進技術がもたらす取り組みのレベルアップ効果を実感しました。
【17 パートナーシップで目標を達成しよう】

【17 みんなが「つながる」まちづくり[奥州市版SDGs]】

株式会社ミズサワセミコンダクタの協力をいただき、キーホルダーへの高度な技術の投入が可能になりました。 また、企業、高校ともにパートナーシップによる今回の訪問活動を行ったことで、魅力ある成果が期待されるとともに、企業の魅力発見や人材の出会いの機会となりました。
環境学習や環境教育のサポートについて
市や奥州めぐみネットでは、環境学習のサポートを行っています。市内の企業、団体、地域コミュニティ、学校など興味のある方は、市生活環境課環境係(0197-34-2340(直通))までお問い合わせください。
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更新日:2023年09月29日