1月イベント「リサイクル工作~牛乳パックで蒸気船を作ろう~」&「水高生による探究学習発表会」を開催しました!

更新日:2023年09月29日

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 令和5年1月14日(土曜日) 1月イベント「リサイクル工作~牛乳パックで蒸気船を作ろう~」&「水高生による探求学習における発表会」を開催しました。イベントは2部制で開催され、前半が水高生による発表会、後半がリサイクル工作を行いました。イベントでは、一般参加者やスタッフ、講師も合わせて総勢21名でリサイクルについて楽しみながら学びました。

水高生による発表会

研究テーマは「リサイクルにおける二酸化炭素の排出量について」です。高校生の皆さんはチーム(2年生・4名)で調査してきた内容について、スライドを使って発表を行いました。

演壇に2名の女子生徒が立っており、左側の生徒がマイクを持って発表をしている写真
照明を落とした部屋で関係者たちが見守る中、2名の生徒がプロジェクタースクリーンを使って発表をしている様子の写真
2名の生徒がプロジェクタースクリーンに映しだされた資料を紹介している様子の写真
プロジェクタースクリーンに「高額請求トラブルの可能性も」と書かれた資料を映しだして女子生徒が発表をしている写真

子どもでも理解しやすいように簡単な言葉に言い換えたり、クイズ形式を取り入れたり、誰にでも分かりやすいよう工夫し発表していました。

プロジェクタースクリーンに「習字で使った半紙はリサイクルできる」と書かれた丸バツ問題が映し出されている写真
等間隔に設置された長テーブルに資料を置いた参加者たちが着席して、手を挙げている写真

リサイクル工作

「紙パックは資源としてリサイクルできる素材の1つ、(イベントを通じて)楽しみながら、リサイクルにも関心を持ってもらいたい」担当会員(スタッフ)高橋透さんの挨拶があり、リサイクル工作がスタートします。

大きいテーブルに多くの紙製品が用意され、緑のベストを着た関係者が講師の佐々木孝さんの近くに立って話をしている写真

講師の佐々木孝さんは株式会社佐々木紙店の社長さんです。紙パックには最高品質のバージンパルプから作られた木材チップが使われていることなど、「紙のプロ」である佐々木さんから、「紙」について色んな話を聞くことが出来ました。

スーツ姿の佐々木孝さんがマイクを手に話をしている写真
講師の佐々木孝さんがホワイトボードに貼られた多くの資料の方を見ながら話をしている様子の写真
植林された木が伐採されて工場で紙製品になるまでの工程をイラストにして説明している資料を写した写真
ホワイトボードに貼られた紙に「蒸気って何?」「水を加熱して蒸気にすると体積は?」「蒸気を利用しているもの」と書かれている写真
液体や気体、蒸気の説明が紙に青色のペンで説明書きされている写真
大きいテーブルが等間隔に設置された部屋で、親子の参加者たちが椅子に座って正面の方を向いて話を聞いている様子の写真
大きいテーブルが等間隔に設置された部屋で、数名の関係者たちが周りに立っているなか、参加者たちが椅子に座っている写真

設計図面のとおり上手に作れるかな?大人も子供も夢中になって取り組んでいます。

テーブルに様々な道具を置いて工作をしている男の子を斜め後ろから撮った写真
3名の人が椅子に座ってテーブル上に用意された道具を使いながら空の紙パック製品で工作をしている様子の写真
男性が手元に置かれた紙パック製品に手を添えて、テーブル上に置かれた図面を見ている写真
テーブルに様々な道具が用意され、両側に座る保護者が見守る中、女の子が工作をしている様子の写真

作業が難しいところは手伝ってもらい、一緒に作りました。

関係者が後ろから見守る中、親子で協力しながら工作をしている写真
関係者がテーブル越しに見守る中、親子で協力しながら工作をしている写真

早速、蒸気船を走らせてみます。まずはアルミ管に水を入れます。

横に長いシンクに水が張ってあり、男の子がスポイトを使ってアルミ管に水を入れている様子の写真

ロウソクに火を付けると、少し間を置いた後、ポンポンポンと音が鳴り、蒸気船が走り出しました。速い速い、想像していたよりもずっと速く進みます。

横に長いシンクに水が張ってあり、女の子が工作した蒸気船を浮かべ走らせている所を眺めている写真
横に長いシンクに水が張ってあり、男の子が工作した蒸気船を浮かべ走らせている写真

自慢の蒸気船を持って、はいチーズ!最後に参加者の皆さんで記念撮影を行いました。

「奥州めぐみネット」ののぼり旗を立てている部屋で、工作した蒸気船を手に参加者たちが並んで記念撮影をしている写真

イベントの感想

  • 高校生の説明が工夫を感じられて面白かった。
  • 蒸気船の仕組みが理解出来てとても勉強になった。
  • 想像していたよりずっと早く進んで驚いた。とても楽しかった。
  • 蒸気で船が進む理屈は分かっていたが、実際に動いている船を見ると驚いた。

など、参加者の皆さんから様々な感想が寄せられました。

今回のイベントを通じて、参加者の皆さんはリサイクルについて色んな角度から学び、興味を持つことが出来ました。

今後も奥州めぐみネットでは、環境やリサイクルについて楽しく学べるイベントを開催していきます。興味のある方はぜひご参加ください。

イベントを通して、以下のSDGsの目標について考えました

質の高い教育をみんなに

「4.質の高い教育をみんなに」の文字と、開かれた本と鉛筆が描かれているSDGs目標4のアイコン
「自由に学べる環境をみんなに」の文字と、本棚に本が並べられている奥州市版SDGs目標4のアイコン

リサイクル工作を通して、蒸気機関の仕組みを理解することが出来ました。
また、使用済みの生活資材を再利用して楽しみ、工夫すると価値が生まれるというリサイクルの考え方の一端を体感しました。

つくる責任、つかう責任

「12.つくる責任つかう責任」の文字と、無限大のマーク中央の一部が矢印になっているSDGs目標12のアイコン
「丸ごと余さず使うまちづくり」の文字と、4本の矢印で四角が書かれその中に奥州市の市章が描かれた奥州市版SDGs目標12のアイコン

高校生の研究発表を通して、リサイクル製品の有用性について理解し、楽しくリサイクルについて学ぶことが出来ました。

パートナーシップで目標を達成しよう

「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の文字と、5つの輪が重なって花の形のようになっているSDGs目標17のアイコン
「みんなが「つながる」まちづくり」の文字と、奥州市「協働のまちづ くり」シンボルマークが描かれた奥州市版SDGs目標17のアイコン

今回は水沢高校(の生徒)とコラボして、リサイクルについて学べるイベントを開催しました。リサイクル工作では参加者同士で教え合うような場面もあり、世代の違った参加者同士で繋がることも出来ました。

お問い合わせ先

 奥州市環境市民会議「奥州めぐみネット」事務局(奥州市市民環境部生活環境課)

 電話:0197-34-2341

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 生活衛生係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2341
ファックス:0197-51-2374
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