【県立水沢工業高等学校 第4弾】「SDGsキーホルダーをつくろう!」空き缶が集まったよ!
キーホルダーの素材を受け取りに
市と奥州めぐみネットが行ったSDGs学習会で学んだ県立水沢工業高校機械科3年生の菊地さんをリーダーとするグループは、現在進めている「SDGsキーホルダー」の素材となるアルミ缶回収に取り組んでくれた、奥州市立稲瀬わかば園を訪問しました。
稲瀬わかば園では、9月5日から9月12日にかけて玄関に回収箱を設置してアルミ缶回収を行っており、水沢工業高校の生徒さんに引き渡すのを心待ちにしていました。
水沢工業高校の生徒さんの中には、当園の卒園生もいて、懐かしそうにしていました。
いざ、稲瀬わかば園へ
令和4年9月13日、水沢工業高校の機械科3年生6名と松川先生が、奥州市立稲瀬わかば園を訪問しました。

生徒さんらは、園児の前で取組を紹介する予定だそう。なんだか後ろ姿が緊張しているような・・・
まずは松川先生がご挨拶。
「たくさんの空き缶をありがとう。これからどうするかは高校生のお兄さんたちが教えてくれます。しっかり聞いてください。」
「はーい。」
この日のために準備したパネルをもって、生徒らが登場。
「SDGsという言葉を、見たこと、聞いたことある人~?」
次々と元気よく手があがりました。みんな、聞いたことがある様子。
「みんなが集めてくれたアルミ缶は、溶かしてキーホルダーになります。クリスマスには、みんなにプレゼントします。」
「それでは、SDGs、言ってみよう!」 「SDGs!!」
いよいよメインイベント、空き缶の引き渡し
年長児の皆さんが、園を代表して前へ。
90リットル入りの緑色の袋が3つ、一人5缶を目標に集めたそうです。
空き缶は、園児らの期待とともに水沢工業高校の生徒さんに引き渡されました。
これでキーホルダーを作ることができます。
取材に来た新聞記者さんたちのカメラも光ります!
最後に、園長先生から園児に、SDGsの説明がありました。
「地球には大事な資源があります。この空き缶もそうです。溶かしてまた新しいものを作るんだよ。皆の使っているトイレットペーパーもおんなじ。リサイクルした紙からつくられているんだよ。SDGsには17個の目標があって、その中の地球のエネルギーを大事にする取り組みです。クリスマスが楽しみだね。」
キーホルダーのモチーフである、奥州SDGsのシンボルマークをしげしげと眺める園児ら。
型から外した試作品の手触りも確かめました。30個から40個のアルミ缶が使用されています。
お兄さんたちに会えてうれしかったという園児たち。
「また来てね。」の声を受けて、生徒らは園を後にしました。
今後の予定
今後、水工機械科の菊地さんのグループでは、「SDGsキーホルダー」製作に本格的にとりかかります。
園への贈呈はクリスマスの予定ですが、9月24日(土曜日)、25日(日曜日)に水沢羽田町にある鋳物技術交流センターで行われる「奥州市南部鉄器祭り」会場での、キーホルダー展示も行う予定です。
完成したキーホルダーが、もう少しで見られるかもしれません!
今回の活動とSDGs
【9 産業と技術革新の基盤をつくろう】

【9 先端技術を活用できるまちを目指そう[奥州市版SDGs]】

【17 パートナーシップで目標を達成しよう】

【17 みんなが「つながる」まちづくり[奥州市版SDGs]】

稲瀬わかば園の協力をいただき、いよいよキーホルダーの量産が可能になりました。
パートナーシップにより行われた園訪問は、園児には産業の魅力が伝えられ、生徒らは制作意欲と責任感が強まる機会となりました。
キーホルダーの完成が楽しみです!
環境学習や環境教育のサポートについて
市や奥州めぐみネットでは、環境学習のサポートを行っています。市内の企業、団体、地域コミュニティ、学校など興味のある方は、市生活環境課環境係(0197-34-2340(直通))までお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年09月29日