8月のイベント「夜の森で昆虫観察!」を開催しました!
令和4年8月20日(土曜日)、8月イベント「夜の森で昆虫観察!~ライトトラップ&バナナトラップ~」を開催しました!
会場は、奥州市衣川の「衣川ふるさと自然塾」です。
衣川ふるさと自然塾の情報は下記リンクをご覧ください。
前日から準備開始!
講師をしていただいた岩手県環境アドバイザーの川田昌代さんに前日のうちにトラップを仕掛けていただきました。
いよいよ本番!
日中、雨が降ったので、一時開催が危ぶまれましたが、開催時刻にはちょうど雨も上がり、やや湿度はあるものの、雨上がりの森の中らしい濃厚な空気になっていました。
暗くなり始めたあたりに、参加者の皆さんがだんだんに集まり始めました。
イベントの開始時間の午後6時になって、まだ空に若干の明るさが残っているので、ライトトラップの効果が出始めるまで、川田さんが用意してくれた、生き物に関する○×(マルバツ)クイズ大会を行いました!
途中、出題者からヒントをもらいつつも、みんな真剣!楽しく昆虫のことについて学びました。
クイズ開始!全部で6問。○(マル)か×(バツ)か思った方に集まります。
みんないろんなことを知っていてびっくり!
参加者の中でも特にお子さんたちは、とても積極的に参加してくれました!
続いて、いよいよ夜の森に出発。ホントに真っ暗です。懐中電灯の明かりを頼りにみんなで進みます。
途中途中で虫がいたところをみんなで観察します。ちなみに全員マスク着用でコロナ対策はバッチリです!
ちなみに皆さんの腕やカバンについてる青やピンク、緑に光っている輪っかは、めぐみネットで準備して迷子予防に付けていただきました。
そして、バナナトラップやベイトラップを観察、トラップに引っかかっていた昆虫たちを一時的に採取しながら進んだ後、いよいよ、メインの大型トラップの「ライトトラップ」に到着です!
ライトトラップは、当日、日中に川田さんたちに設置してもらいました。
~設置の様子~
夜になりました!
いろんな虫が飛び交っていますが、みんな怖がらずに手を伸ばします。すごい!
たくさん集まりました…。ケースの中に入っている物差しで虫の大きさが分かるようになっています。
みんなで採取した昆虫たちを観察。右側の写真には、人気者の姿もありました!
集まってくれた虫たち、「ちゃんとお世話ができて飼える昆虫」以外は、その場でお別れしました。
そして最後に、みんなで集まって「食物連鎖」について学んだ後、昆虫採集を行うときのトラップ設置の注意事項について講師からご説明をいただき解散となりました。みんな大好きな昆虫を守りながら、これからもそれぞれ興味を持っていけたら素晴らしいですね。
午後6時に始まって、終わったのが午後8時30分頃でした。皆さん最後まで楽しんでいただけたようです!
追加情報
今回、講師補佐をお勤めいただいた川田さんは、奥州市の「牛の博物館」でも活躍されています!
全国的に珍しい博物館ですので、ぜひ行ってみてください!
牛の博物館の情報は下記リンクをご覧ください。
今回のイベントを通して以下のSDGsについて考えたり学びました!
【質の高い教育をみんなに(SDGs)】

【自由に学べる環境をみんなに(奥州市版SDGs)】

県の環境アドバイザーを講師に迎え、普段の昆虫採集で捕まえる虫たちの存在の大切さ、多様さを発見し学びました。
【気候変動に具体的な対策を(SDGs)】

【気候変動にしなやかなまちづくり (奥州市版SDGs)】

気候変動により失われる「種」について学び、生物多様性の重要性について知りました。
【陸の豊かさも守ろう(SDGs)】

【豊かな森を守ろう(奥州市版SDGs)】

たくさんの生物が活動する夜の森にお邪魔し、その様子を観察させてもらいました。昆虫だけでなく、土や木の匂い、どこからか聞こえてくる鳥や動物の動く音など、奥州市の豊かな自然を全身で味わいました。
【パートナーシップで目標を達成しよう(SDGs)】

【みんなが「つながる」まちづくり(奥州市版SDGs)】

県環境アドバイザーの派遣は県の事業を活用しています。また、今回、東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ株式会社の方にも運営をサポートいただきました!
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更新日:2023年09月29日