8月のイベント「夜の森で昆虫観察!」を開催しました!

更新日:2023年09月29日

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令和4年8月20日(土曜日)、8月イベント「夜の森で昆虫観察!~ライトトラップ&バナナトラップ~」を開催しました!

会場は、奥州市衣川の「衣川ふるさと自然塾」です。

 衣川ふるさと自然塾の情報は下記リンクをご覧ください。

前日から準備開始!

 講師をしていただいた岩手県環境アドバイザーの川田昌代さんに前日のうちにトラップを仕掛けていただきました。

チェック柄のシャツを着た女性が木の太い枝にトラップを巻きつけ仕掛けている様子の写真

いよいよ本番!

 日中、雨が降ったので、一時開催が危ぶまれましたが、開催時刻にはちょうど雨も上がり、やや湿度はあるものの、雨上がりの森の中らしい濃厚な空気になっていました。

 暗くなり始めたあたりに、参加者の皆さんがだんだんに集まり始めました。

ブルーシートが敷かれ水がはられた小さなプールの周りに、参加者の子どもや大人が集まってきている様子の写真

イベントの開始時間の午後6時になって、まだ空に若干の明るさが残っているので、ライトトラップの効果が出始めるまで、川田さんが用意してくれた、生き物に関する○×(マルバツ)クイズ大会を行いました!

途中、出題者からヒントをもらいつつも、みんな真剣!楽しく昆虫のことについて学びました。

ステンレス製の作業台1台と木製の作業台3台が設置されている建物内に参加者が集まってきている様子の写真
ステンレス製の作業台1台と木製の作業台3台が設置されている建物内に集まってきた親子の参加者が壁側に立っている写真

クイズ開始!全部で6問。○(マル)か×(バツ)か思った方に集まります。

木製の作業台側に子供たちが集まり、ステンレス製の作業台に薄い緑色のベストを着用したスタッフが座っている写真
チェック柄のシャツを着た女性講師がクイズを出題している様子の写真

みんないろんなことを知っていてびっくり!

クイズを出題しているチェック柄のシャツを着た女性の前に、虫取り網を持った3名の女の子が立っている写真
親子の参加者が熱心にクイズに参加している様子を右後方から撮影した写真

参加者の中でも特にお子さんたちは、とても積極的に参加してくれました!

続いて、いよいよ夜の森に出発。ホントに真っ暗です。懐中電灯の明かりを頼りにみんなで進みます。

真っ暗闇のなか、懐中電灯などの光を頼りに歩いている参加者の後ろ姿の写真

途中途中で虫がいたところをみんなで観察します。ちなみに全員マスク着用でコロナ対策はバッチリです!

木の近くに集まった参加者がスタッフの話を聞いている後ろ姿の写真
灯りが灯された三角コーンが置かれている場所に参加者の子供たちが熱心に覗き込んでいる様子の写真

ちなみに皆さんの腕やカバンについてる青やピンク、緑に光っている輪っかは、めぐみネットで準備して迷子予防に付けていただきました。

チェック柄のシャツを着た女性講師や参加者の子供たちが、三角コーンの傍の地面を照明で照らして虫がいるのを確認している様子の写真
チェック柄のシャツを着た女性講師が大きな樹木に照明を照らされた仕掛けたトラップを確認している様子を参加者が見ている後ろ姿の写真

そして、バナナトラップやベイトラップを観察、トラップに引っかかっていた昆虫たちを一時的に採取しながら進んだ後、いよいよ、メインの大型トラップの「ライトトラップ」に到着です!

ライトトラップは、当日、日中に川田さんたちに設置してもらいました。

~設置の様子~

迷彩柄の服を着た男性が物干し竿に細長い照明を4つ吊るし白い布を被せているトラップを仕掛けている作業をチェック柄のシャツを着た女性講師が見ている写真
迷彩柄の服を着た男性が物干し竿に細長い照明を4つ吊るし上から白い布を被せているトラップを仕掛けている作業をチェック柄のシャツを着た女性講師が見ている様子を右側から撮影した写真

夜になりました!

日が暮れて、物干し竿に仕掛けたトラップの周りにチェック柄のシャツを着た女性講師や参加者が集まってきている様子を右側から撮影した写真
トラップの白い布が細長い照明に照らされ虫が集まってきている様子を参加者が遠巻きに見ている写真

いろんな虫が飛び交っていますが、みんな怖がらずに手を伸ばします。すごい!

トラップの白い布が細長い照明に照らされ虫が集まってきている様子を参加者の子供たちが熱心に探している写真
照明に照らされたトラップの白色の布の近くに参加者が集まり虫を探している様子の写真

たくさん集まりました…。ケースの中に入っている物差しで虫の大きさが分かるようになっています。

トラップの白い布の上に、集まってきた虫が入った透明のプラスチックケースが置かれている写真

みんなで採取した昆虫たちを観察。右側の写真には、人気者の姿もありました!

照明が照らされた白い布の周りに大勢の参加者が集まっている様子を横から撮影した写真
白い布の上に、小さな物差しと採取した昆虫が入った透明のプラスチックケースが置かれている写真

集まってくれた虫たち、「ちゃんとお世話ができて飼える昆虫」以外は、その場でお別れしました。

そして最後に、みんなで集まって「食物連鎖」について学んだ後、昆虫採集を行うときのトラップ設置の注意事項について講師からご説明をいただき解散となりました。みんな大好きな昆虫を守りながら、これからもそれぞれ興味を持っていけたら素晴らしいですね。

建物内に集まった参加者が、チェック柄のシャツを着た女性講師から注意事項を教わっている様子の写真

午後6時に始まって、終わったのが午後8時30分頃でした。皆さん最後まで楽しんでいただけたようです!

追加情報

 今回、講師補佐をお勤めいただいた川田さんは、奥州市の「牛の博物館」でも活躍されています!

 全国的に珍しい博物館ですので、ぜひ行ってみてください!

牛の博物館の情報は下記リンクをご覧ください。

今回のイベントを通して以下のSDGsについて考えたり学びました!

【質の高い教育をみんなに(SDGs)】

「4.質の高い教育をみんなに」の文字と、開かれた本と鉛筆が描かれているSDGs目標4のアイコン

【自由に学べる環境をみんなに(奥州市版SDGs)】

「自由に学べる環境をみんなに」の文字と、本棚に本が並べられている奥州市版SDGs目標4のアイコン

県の環境アドバイザーを講師に迎え、普段の昆虫採集で捕まえる虫たちの存在の大切さ、多様さを発見し学びました。

【気候変動に具体的な対策を(SDGs)】

「13.気候変動に具体的な対策を」の文字と、目のイラストの瞳の部分が地球になっているSDGs目標13のアイコン

【気候変動にしなやかなまちづくり (奥州市版SDGs)】

「気候変動にしなやかなまちづくり」の文字と、大きな傘が雨や雷雨、雪から街を守っているイメージのイラストが描かれた奥州市版SDGs目標13のアイコン

気候変動により失われる「種」について学び、生物多様性の重要性について知りました。

【陸の豊かさも守ろう(SDGs)】

「15.陸の豊かさも守ろう」の文字と、1本の木の横を3羽の鳥が飛んでいるSDGs目標15のアイコン

【豊かな森を守ろう(奥州市版SDGs)】

「豊かな森を守ろう」の文字と、広葉樹と針葉樹が並んでいるイラストが描かれた奥州市版SDGs目標15のアイコン

たくさんの生物が活動する夜の森にお邪魔し、その様子を観察させてもらいました。昆虫だけでなく、土や木の匂い、どこからか聞こえてくる鳥や動物の動く音など、奥州市の豊かな自然を全身で味わいました。

【パートナーシップで目標を達成しよう(SDGs)】

「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の文字と、5つの輪が重なって花の形のようになっているSDGs目標17のアイコン

【みんなが「つながる」まちづくり(奥州市版SDGs)】

「みんなが「つながる」まちづくり」の文字と、奥州市「協働のまちづ くり」シンボルマークが描かれた奥州市版SDGs目標17のアイコン

県環境アドバイザーの派遣は県の事業を活用しています。また、今回、東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ株式会社の方にも運営をサポートいただきました!

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 環境係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2340
ファックス:0197-51-2374
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