7月イベント「リサイクル工作 ~プラスチック容器でロケットを作ろう~ 初級編」を開催しました!
奥州めぐみネットでは、令和7年7月26日(土曜日)に水沢南地区センターで「リサイクル工作 ~プラスチック容器でロケットを作ろう~ 初級編」を開催しました!
この日の参加者は、15名(講師、スタッフ含む)となりました。
今回の講師は、サントリーからお越しの田邉 有沙さん、そして当会運営委員の佐々木 孝さんです。
前半は、田邉さんによるペットボトルリサイクル教室です。
ビンゴのマスに「プラマークを見つける」、「回しゅうボックスに入れる」などと書かれたシートを使い、普段どのくらいリサイクルを意識して行動しているか、穴を開けながら確認したり、また工場でペットボトルがリサイクルされるまでを動画で視聴したりしました。
左:フレーク (回収したペットボトルを粉砕・洗浄してできたもの)
右:プリフォーム (ペットボトルの原型となるもの)
また、奥州市のリサイクルでも今年度より開始している、「ボトル to ボトル」水平リサイクル(=ペットボトルから新たなペットボトルへのリサイクル)を増やすために重要な、
1. キャップをはずす、ラベルをはがす 2. 中をすすぐ 3. つぶす
の3つのお約束について、実際に分別を行いながら学ぶことができました。
キーワードは、「混ぜればごみ、分ければ資源」!
田邉さんの授業を通して、ペットボトルという身近なものから、リサイクルや環境問題について考えるきっかけをつくることができました。
↓「ボトル to ボトル」水平リサイクル(=ペットボトルから新たなペットボトルへのリサイクル)についてはこちらから
サントリーグループ、寺岡精工及びデジアイズとペットボトル「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました
※奥州市のリサイクルにペットボトルを出す場合には、潰さないで出してください。(保管のためにブロック状に圧縮をした後、角ができて崩れてしまう恐れがあるため。)
休憩を挟み、後半は佐々木 孝さんによるリサイクル工作です。
今回、リサイクル工作のロケットに使用したのは、今では見かけることの少なくなったカメラのフィルム容器。子ども達にはなかなか馴染みのなかったようで、興味津々。
持参していただいた牛乳パックに丁寧に線を引き、はさみで切りとると、ロケットの羽根と屋根の出来上がり。そして、つくった羽根と屋根を容器に接着すると、ロケットが完成しました。
外に出て、佐々木さんから安全のための注意点について、説明を受けます。
いよいよロケットの発射準備です。発泡剤と水をロケットの中に少量入れ、蓋を締めます。
そして自分たちでつくったロケットが打ちあがると、歓声が上がります。
最初はロケットの勢いに若干怖がっていた子どもたちも、最後には嬉しそうに「もういっかい、もういっかい!」と何度も打ち上げて楽しんでいました。
最後は、大きなプラスチック容器でもロケットを打ち上げました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
★イベントを通して、以下のSDGs目標について考えました★
【質の高い教育をみんなに】
ペットボトルのリサイクルについて、動画を見たり実際に分別をしたりすることで理解を深めました。
【つくる責任・つかう責任】
私たち一人一人が資源の有効活用を意識することで、環境にやさしい行動に繋がると学びました。
更新日:2025年08月07日