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お知らせ

奥州市文化財調査速報展2024「地域をうつす学校資料」

奥州市には296件におよぶ指定文化財をはじめ、1,000か所を超える埋蔵文化財包蔵地、また、これまで資料的価値が見出されてこなかったものの、近年の調査により評価に至ったものなど、昨今における文化財を取り巻く環境は急速に変化し、地域の貴重な資料滅失を防ぐための各種事業が進められています。「学校資料」もその一つで、近年の学校再編による統廃合によって閉校した学校には教育史や地域史において重要な資料も確認されています。

本展では、「学校資料」を通じてその特色に触れながら、地域の歴史文化を概観する機会です。併せて近年の発掘調査ならびに資料調査の成果も速報し、文化財に関わる奥州市の取り組みについても紹介いたします。

期日
令和6年11月16日(土)~12月22日(日)
※月曜日休館
会場
牛の博物館企画展示室
主な展示資料
●昭和29 年 学校日誌(旧広瀬小学校)
●蘇民祭角灯(旧黒石小学校)
●ガリ版謄写機(旧白鳥小学校)
●岩手県知事 千田正 揮毫(旧胆沢愛宕小学校)
●図工作品(旧大田代小学校) など
その他
常設展示の入館料で観覧できます。
主催
奥州市教育委員会(奥州市教育委員会事務局歴史遺産課)
奥州市牛の博物館
江刺開発振興公社 えさし郷土文化館
(一財)奥州市文化振興財団 奥州市埋蔵文化財調査センター
協力
科研22K18485:挑戦的研究萌芽「地域資料の戦略的選別のための資料の関係性に着目した横断的共有手法の実現」
研究代表者:高田良宏(金沢大学学術メディア創成センター)
合同会社AMANE