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お知らせ

うし学講座第二講「よい霜降り牛肉を作る12型コラーゲン」

ウシの細胞生物学に関する研究を行ってきた当館の館長、麻生久(あそうひさし)(東北大学名誉教授)が、「霜降り」をテーマにお話します。

牛肉のおいしさの重要な要素である「霜降り」。肉用牛においては、骨格筋内における脂肪組織は脂肪交雑(霜降り)として評価され、肉質を判断する上で最も重要な因子の一つです。霜降り肉になるためには、結合組織中に存在する脂肪細胞が増殖して脂肪を合成・蓄積して脂肪組織を造って霜降りを形成する必要があります。

今回紹介する12型コラーゲンは、指3本を広げた様な非常に面白い形をしていて結合組織の中に存在し、強固な結合組織に脂肪細胞が増殖できるスペースを作り出して霜降り形成を助ける重要な役割を担当しています。なんと、筋肉内での12型コラーゲン量が霜降り形成に影響を与えています。

霜降り研究の面白さをご紹介します。

期日
令和7年2月2日(日) 10:30~
会場
牛の博物館
講師
館長 麻生 久(東北大学名誉教授)
参加費
無料
定員
30名(事前申込が必要です)
申込方法
2月1日(土)までに牛の博物館(56-7666)へ電話で申し込みください

※オンライン配信について

本講座はビデオ通信サービス「zoom」でのオンライン動画配信を予定しています。

当日、下記URLまたはポスターに記載のQRコードよりご視聴ください。(視聴は事前申込不要ですが、パソコン・スマートフォン等への「Zoom」のインストールが必要となります。)

URL:https://us02web.zoom.us/j/86707461168?pwd=1aTlfZ0Z2nktTyAfrZt0fHsVUiei4u.1