奥州市学校施設の耐震診断結果と耐震化計画について

更新日:2024年11月22日

ページID: 1736

 奥州市教育委員会は、市立学校施設の地震災害対策として、新耐震基準以前(昭和56年以前)に建築された校舎・屋内運動場を対象に耐震診断を実施しています。

 その結果、文部科学省が「耐震補強が必要」と定めた基準値・構造耐震指標Is値が「0.7未満」となった施設は次のとおりです。
 この結果を受けて、市教育委員会では文部科学省が最優先の改修を指導しているIs値「0.3未満」の施設に加え、早期改修が必要とされるIs値「0.4未満」の施設についても新市建設計画に基づき順次改築(建て替え)または耐震補強工事を行い、学校施設の耐震化を進めております。

 なお、文部科学省はIs値「0.7以上」の建物については耐震上問題がないものとしており、載せていない学校施設は、Is値「0.7以上」となっております。

耐震診断(1次)で基準値を下回った小・中学校・幼稚園の耐震化対応状況(令和3年3月31日時点)

判定区分

幼稚園 小学校
校舎
小学校
屋内運動場
中学校
校舎
中学校
屋内運動場
Is値0.3未満  

実施済

真城小(平成23改築)

   

実施済

水沢中第1(平成22補強)

Is値
0.3以上0.4未満

実施済

前沢南幼(令和元閉園)

 

実施済

  • 常盤小(平成24補強)
  • 佐倉河小(平成24補強)
  • 羽田小(平成22補強)
  • 衣里小(平成23補強)
 

実施済

水沢南中第1(平成23補強)

Is値
0.4以上0.6未満

佐倉河幼
羽田幼

実施済

  • 水沢南小(平成27補強)
  • 佐倉河小(平成30補強)
  • 白鳥小(平成25閉校)
  • 白山小(平成25閉校)

実施済

  • 水沢小(平成27補強)
  • 真城小(平成24改築)
  • 伊手小(平成24改築)
  • 前沢小(平成25閉校)
  • 上野原小(平成25閉校)
  • 白山小(平成25閉校)
  • 古城小(平成25閉校)

実施済

小山中(平成28閉校)

実施済

  • 水沢中第2(平成27補強)
  • 江刺東中(平成29補強)
Is値
0.6以上0.7未満

南都田幼

実施済

  • 上姉体幼(平成28二次診断Is値0.71)

実施済

  • 玉里小(平成30補強)
  • 胆沢愛宕小(令和元補強)

実施済

  • 胆沢第一小(平成23補強)

水沢中

実施済

  • 南都田中(平成28閉校)
  • 若柳中(平成28閉校)

実施済

  • 江刺第一中(令和2改築)
  • 江刺南中(平成30補強)
  • 若柳中(平成28閉校)
  • (注意1) 耐震診断の実施対象
     木造は3階以上又は床面積が500平方メートル以上、非木造は2階以上又は面積が200平方メートル以上の建物
  • (注意2) 構造耐震指標(Is値)について(平成18年国土交通省告示184号)
    •  Is値「0.3未満」 ⇒ 大規模な地震により倒壊等の危険性が高い
    •  Is値「0.3以上0.6未満」 ⇒ 大規模な地震により倒壊等の危険性がある
    •  Is値「0.6以上」 ⇒ 大規模な地震により倒壊等の危険性が低い

文部科学省では、学校の耐震指数を「0.7以上」に補強するように求めています。


●水沢中学校について、現校舎は令和6年11月時点で耐震化を完了しておりませんが、構造耐震指標(Is値)は0.6以上であり、大規模な地震による倒壊等の危険性は低い建物となっております。

また、現在新校舎を建築中であり、令和7年度の完成予定であることから、現校舎の耐震化工事を実施する予定はございません。

万が一の地震に備え、定期的に生徒の避難訓練を実施しており、有事の際は危機管理マニュアルに従い教職員による避難・誘導を迅速に行うとともに、学校から教育委員会へ連絡を密に行うこととして情報共有するなど万全を期しております。

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課 施設係
〒023-1192
岩手県奥州市江刺大通り1-8
電話番号:0197-34-1320
ファックス:0197-35-7551
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