道路交通法改正により自転車の交通違反罰則が強化されます
令和8年4月1日 道路交通法改正
令和8年4月1日から道路交通法が改正され、自転車の交通違反に反則金制度が導入されます。交通事故の原因となるような悪質・危険な違反をした16 歳以上の運転者が対象です。16 歳未満には、原則指導警告が行われます。また、飲酒運転やあおり運転、ながらスマホなどの重大な違反や違反で事故を起こした場合は、裁判などの刑事手続きの対象になります。
主な交通違反と罰則金
| 違反内容 | 反則金の目安 |
| 携帯電話使用(ながらスマホ) | 12,000 円 |
| 信号無視 | 6,000 円 |
| 通行区分違反(逆走・歩道通行など) | 6,000 円 |
| 一時不停止 | 5,000 円 |
| 無灯火 | 5,000 円 |
| 並走 | 3,000 円 |
刑事手続きになる重大な違反
| 酒酔い運転 | 5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金 |
| 酒気帯び運転 | 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 |
| あおり運転 | 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金 |
| 携帯電話使用など(交通の危険) | 1年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金 |
詳しくはページ以下のリンクから、警察庁ホームページをご覧ください。
自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~(警察庁ホームページ)<外部リンク>
改めて自転車を安全に使うためのルールを確認
自転車は通勤や通学など日常生活の中でも重要な交通手段の一つです。常に安全運転を心掛け、適切に利用しましょう。
自転車安全利用五則
- 車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者を優先
- 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
- 夜間はライトを点灯
- 飲酒運転は禁止
- ヘルメットを着用
ヘルメット着用は「努力義務」です
令和5年から、自転車利用者のヘルメット着用は「努力義務」となっています。自転車事故では、頭部への衝撃が致命傷につながるケースが多く、ヘルメットの着用は命を守る重要な要因となります。自転車を運転する際は、可能な限りヘルメットを着用するようにしましょう。
また、自転車の整備不良が事故の原因となる場合もあります。定期的にブレーキやライト、タイヤなどの点検を行うようにしましょう。
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更新日:2025年12月22日