クマの出没にご注意ください!
11月10日に発令した「クマ出没多発警報」は、12月に入り目撃件数が減ったため、12月15日で終了しました。
ただし、12月に入ってから、4日に胆沢地域において女性が成獣とみられるクマに襲われる被害の発生や、他地域においても数件の目撃情報がありますので、十分お気を付けください。
また、今後もクマを目撃したら市または警察へ通報してください。緊急の場合は、警察(110番)への通報を優先するようにしてください。
クマに対して一層の注意を
クマに対してより一層のご注意を払っていただくほか、下記のような予防対策をお願いします。
1 クマのエサとなるものを屋外に置かない。
(生ゴミ、野菜・果実の廃棄物、放置している果実、家畜の飼料など)
2 クマが侵入しないように、自宅や倉庫の施錠を徹底する。
3 屋外での作業時には、ラジオなどで音を出して人の存在をアピールする。(特に山や河川に近い地域は、自宅敷地内でもクマ鈴などで音を出して行動することが望ましい。)
4 見通しが悪い場所に近づかない。(河川敷、竹藪、林地など)
5 やむを得ない場合を除き、山へ立ち入らない。
6 市公式アプリ「ぽちっと奥州」を登録し、市内のクマ出没情報を注意する。
7 クマを目撃したら市または警察へ通報する。緊急の場合は、警察(110番)への通報を優先する。
↓「ぽちっと奥州」の登録はこちらから
やむを得ず山林に立ち入る際には
山林はクマの生息域であることを認識し、やむを得ず山林に入る際は、クマと遭遇し被害に遭う危険性があることを意識し、入山地域の出没情報の確認や撃退スプレーの携帯、単独行動を避けるなど、十分な対策を講じるようお願いします。
農作業等を行う際には
- 熊鈴やラジオなど音の出る物を携帯し、自分の存在をアピールしましょう。
- 出没情報に注意し、クマの行動が活発になる早朝や夕方の作業時には特に周囲に注意しましょう。
- 森林や斜面林の近くの農地はクマの出没ルートとなりやすいので、周囲の下草の刈り払いなどを行いましょう。
- できるだけ、単独での作業は避けましょう。
クマを寄せないために
- クマが興味を示す生ゴミや野菜・果実を廃棄する時は、廃棄場所や方法等にご注意ください。クマのきゅう覚(においを感じる感覚)は非常に鋭いことから、においが漏れないよう注意することも必要です。
- 収穫後の農作物や家畜飼料などの保管にご注意ください。
- 収穫されず実がなったままの果樹にもクマはやってきます。不要な果樹は伐採を検討しましょう。
- クマが入り込まないように、自宅や倉庫の施錠を徹底してください。
- 草刈りなどに使われるガソリンなどの揮発性物質もクマを誘引します。保管場所に注意してください。
もしもクマに遭遇してしまったら
- 近くにクマがいることに気づいた場合、クマに背を向けずにゆっくりとその場から離れましょう。
- クマを驚かすので、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。
- 子グマに出会ったときは、そっと立ち去ってください。見えなくても、親グマが近くにいますので大変危険です。
- 万が一クマが攻撃してきたら、両腕で顔や頭をカバーし、体を丸くして地面に伏せて防御してください。
参考
令和7年度ツキノワグマの出没に関する警報について(岩手県ホームページ)<外部リンク>
「秋のクマ被害防止取組強化月間」について(岩手県ホームページ)<外部リンク>
農作業中のクマ出没等に関する注意喚起リーフレット (PDFファイル: 966.0KB)
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-







更新日:2025年12月16日