健康長寿の秘訣は『フレイル予防』
いつまでも自分らしく笑顔で過ごすには、介護を必要としない自立した生活を送る期間
(健康寿命)をいかに伸ばすかが重要です。
ご自身の生活や健康について考え、今日から出来ることを始めましょう。
「フレイル」とは ~ 要介護の一歩手前 ~
フレイルとは、心身の活力(筋力や運動能力、認知機能、社会とのつながりなど)が
低下した状態をいいます。 フレイルは、予防・改善が可能です。
こんな兆候はありませんか? ~フレイルチェック~
□ 6カ月間で2~3Kg以上の体重減少があった。
□ 歩く速度が遅くなってきた。
□ 硬いものが食べにくくなった。
□ お茶や汁物などでむせることがある。
□ いつも同じことを聞くなど物忘れがあると言われる。
□ 週に1回以上外出していない。
□ 家族や友人とつきあいがない。
長寿健診「後期高齢者の質問票より」
チェック項目が多いほど「フレイル」の可能性が高くなります。
フレイル予防のために大切な「3つの柱」を実践しましょう!
フレイル予防のために大切な「3つの柱」
【 栄養 】 食事をしっかり食べよう。
筋肉や骨の材料になる、肉・魚・卵・大豆製品等はとても大切です!
・ 1日3食食べましょう。
・ 肉、魚、卵、大豆製品等を積極的に食べましょう。
・ 様々な食品を食べましょう。
・ 家族や友人と一緒に食べましょう。
【 栄養 】 嚙む力や飲み込む力を維持しましょう。
オーラルフレイル(口腔機能低下)から全身の衰えがはじまります。
・ 噛めるお口を保とう! 歯がないところは入れ歯で補いましょう。
・ 噛む力を鍛えよう! 日頃からよく噛み、口を動かしましょう。
【 運動 】 足腰の筋肉を鍛えよう。日常生活でこまめに動く習慣をつけよう。
からだの筋肉の約7割は、足腰の筋肉で「立つ・歩く・座る」といった活動を
支えています。足腰の筋肉を鍛えて「動けるからだ」でいることが大切です。

【 社会参加 】 人や地域と積極的に関わろう。人とのつながりを絶やさないことです。
「文化活動(趣味)」「地域活動」を行う人は、フレイルを発症しにくいことが
分かっています。“一人” より “誰かと一緒” が心と体に良い刺激を与えます。
更新日:2025年02月07日