新医療センター整備基本計画を策定しました
市民の皆様に将来にわたり安心できる医療を提供するため、令和6年1月に策定した新医療センター整備基本構想に基づき、整備の規模や建設場所などを定める基本計画を策定しました。
今後は、令和12年の開所に向けて、基本設計の作業に移行します。
整備の背景
高齢化の進展により、医療と介護の複合的ニーズが一層増加することが見込まれるため、医療のほか、予防や健康づくりなど、医療・保健・福祉の連携が必要です。
また、総合水沢病院は、新興感染症や救急患者の受入れなど地域の基幹病院である胆沢病院を補完する役割を担う一方、建物や設備の老朽化が著しく、耐震基準も一部箇所で基準を満たさない部分が見られるなど、抜本的な対応が必要です。
このため、市では、将来を見据えた医療ニーズの変化に対応しつつ、総合水沢病院が果たす役割を今後も継続するため、新医療センターの整備を進めます。
基本計画の概要
施設整備の基本的な考え方
いのちと健康を守り支える「地域の医療コミュニケーション拠点」をつくります。
※ 単に治療するだけではなく、地域全体の健康を⽀え、まちを元気にする施設を目指します。
施設整備の主なポイント
- 建設場所 水沢公園陸上競技場
- 建物の概要
(1)病院施設
地上4階 7,600平方メートル
病床規模 84床(一般80床、感染症4床)
(2)コミュニティ施設
地上2階 2,660平方メートル
母子・子育て支援、健康づくり、在宅医療介護連携などの機能を担う。 - 概算事業費 109.7億円
基本計画
この記事に関するお問い合わせ先
健康こども部 新医療センター建設準備室
〒023-0053
岩手県奥州市水沢大手町3-1(総合水沢病院内)
電話番号:0197-25-3833(内線:271)
更新日:2025年07月24日