ふるさと納税による寄贈型返礼品について(市内小中学校への温湿度計の寄贈)
近年、ふるさと納税は、高価な返礼品よりも、ふるさと納税本来の趣旨である地域活性化につなげる事業を応援する(使い道で選ぶ)仕組みへの機運が高まっています。
このことから、本市では、使い道によるふるさと納税の活用に向けた取り組みとして、返礼品で奥州市を応援する「寄贈型返礼品」(寄附をすることで、寄附者自身ではなく、社会貢献につながる返礼品)を新たに取組みます。
事業内容
- エンペックス気象計株式会社が製造する温湿度計を寄附者自身が受け取るのではなく、市内施設に寄贈できる返礼品です。
- 寄贈する施設は、希望調査により希望のあった学校に寄贈します。ただし、寄附者の意向で寄贈する学校が指定された場合には、極力、寄附者の意向に沿う形で対応します。
岩手だって夏は暑い!!
岩手県は東北地方の北東部に位置しますが、近年の異常気象により、北国とはいえ猛暑日を記録するほどの暑さとなることもあります。
1990年頃から平均気温が大きく上昇し、熱中症搬送者数が年々増加しています。
(2018年には奥州市内で30度を超える真夏日が50日を超えました。)
子どもは大人に比べて暑さに弱く熱中症になりやすい
大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまうため、体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。
また、全身に占める水分の割合が大人より高いため、外気温の影響を受けやすくなっています。
さらに、気温が体表面温度より高くなると熱を逃がすことができず、反対に周りの熱を吸収してしまう恐れもあります。
熱中症注意レベルが色でわかる
学校では、温湿度計を設置しているところもありますが、気温と湿度の「数字」だけで、子どもたち自身で熱中症の危険性を判断することは難しいです。
この温湿度計は、熱中症の注意目安が4段階の色で識別できるため、子どもたちでもひと目でわかります。
大人の指示だけではなく、子どもたち自身の判断で、こまめな水分補給をとるなど熱中症対策に期待できます。
寄贈先の施設
基本的には、奥州市内の小中学校に順次寄贈させていただきますが、寄贈先を指定いただくこともできます。(奥州市内の小中学校に限ります)
体育館や教室はもちろん、防雨型なので、校庭やプールに設置することもできます。
返礼品及び受付方法
- 名称: 熱中症対策注意目安付き温湿度計 型番:TM-2486W
- 寄附金額: 30,000円以上
- 寄附受付: 令和元年5月10日(金曜日)正午 受付開始
- その他: ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」でお申込できます。
【奥州市内教育施設に温湿度計を寄贈】子どもたちがひと目でわかる熱中症注意目安付き温湿度計 TM-2486W <外部リンク>
学校に寄贈ではなく、寄附者ご自身にお届けする返礼品は下記リンクをご覧ください。
熱中症注意目安付き温湿度計 EMPEX社製 TM-2486W<外部リンク>
その他
- 温湿度計には「made in OSHU CITY, IWATE」の印を付けております。
- 奥州市民の寄附は、寄贈型であっても「住民への返礼品の送付」になり、総務省通知に反する懸念があるため、寄附は受け付けないこととします。

この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年09月29日