南部鉄器を使ってパン作り⁉もちふわ食感のパンはこだわりの材料にあった!
こんにちは。奥州市のふるさと納税担当です♪
奥州市では桜が全盛期を過ぎ、緑色に変わっていますが、
今年は「水沢公園」の花見食堂センターが5年ぶりにオープンしました!
※4/25までの営業
“花見食堂”とは、コロナ渦前は春の風物詩として桜と共に公園に春を告げる、お酒やもつ煮などが楽しめる食堂です♪来年も乞うご期待!
今回は、地元の特産品を取り入れながらパン作りをする、“夢楽のパン工房Yadorigi”さんをご紹介します!

【取材協力】
夢楽のパン工房Yadorigi 佐藤 幸治 さん
Q:Yadorigi誕生のお話を聞かせてください。
A:2019年2月に地域おこし協力隊として地元である奥州市にUターンし、
任期終了後、2022年2月に本格オープンしました。
この店舗は以前も“やどり木”というパン屋さんで、
以前もパン屋で働いていたということもあり、引き継ぐ形で“Yadorigi”という名前のパン屋さんにしました。

Q:パンを作る上でのこだわりを教えてください。
A:岩手県産の小麦だけで製造しているところですかね。
あとは、地元奥州市のものを使うこと。
卵は奥州市江刺にある「懸田養鶏場」のものを、
はちみつは奥州市前沢の「はつがい養蜂場」のものを使っています。
うちではもちもち食感を作り出すために、湯種製法を取り入れていますが、
お湯を沸かす際に南部鉄器を活用しています。
無添加の食パン(1.5斤)に入れる南部鉄器の焼き印は奥州市水沢の及春製造所で作ってもらいました。
~美味しさの秘訣~
なるべく高い温度で捏ね上げることがもちもち食感のポイントなので、
100℃近いお湯を使用してパン生地に混ぜ込むための湯種を作っています。

Q:幸治さんおすすめのパンを教えてください。
A:看板商品、和人号1.5斤。大きくてちょっと…と思う方は、同じ生地を使った柔らかい和フランスパンがおすすめ。素材の味をぜひ味わって欲しいです!

~「和人(わじん)号」とは…?~
全国1、2位を争う肉質を生み出し、前沢牛のブランドの基礎を作り上げた名種雄牛の名前です。約20年間種雄牛として活躍し、産子の数はなんと、4万頭以上だったそうです!
Q:これから作りたいパンやこれからやりたいことを教えてください。
A:この前はブラックホールにちなんで、地元のお菓子屋
「後藤屋」さんの黒ごま餡を使った食パン「BLACK」を作ったんですが、
これからも地元の食材を季節ごとに使った“季節のパン”を作っていきたいです!
今後やりたいことは、この店舗を自転車用のサイクルステーションに登録して、
色んな方に立ち寄ってもらうこと!
◎ブラックホールと奥州市の繋がり◎
2019年4月、奥州市にある国立天文台水沢VLBI観測所で史上初となるブラックホール撮影に成功しました!
~寄附者の方へメッセージ~
全国様々なパン屋がありますが、国産の小麦でも北海道産がメインです。
ぜひ、うちのパンを食べて岩手県産小麦の“小麦の味の強さ”も味わってもらいたい!
「今、楽しいですか?」と聞いたところ、「楽しいです!来てくれるお客さんや、
通販のレビューやメッセージで“美味しい”という言葉をダイレクトにもらえるのが
やっぱり嬉しいです。」と笑顔で話してくれました。

~Yadorigiのパンを使った返礼品~
【3カ月定期便】パン 食べ比べ 奥州食パン「和人号」「和フランス」 「小昼(こびる)ロール」
小田代のとうもろこしスープとにんにく塩パン とうもろこし コーンスープ 冷凍 3種類 各250g
更新日:2024年09月05日