コンセプトは大量生産ではなく、こだわった1つを。りんごにかける想いを園主に伺いました

更新日:2024年11月28日

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こんにちは。奥州市のふるさと納税担当です♪

 

毎朝寒いですね。

私が普段仕事をするデスクから見える奥羽山脈にも雪が積もり始め、日々冬の足音を感じています。

 

【取材協力】

水沢りんご園 園主 菅原 秀一 さん

 

そんな今回の記事は、旬の時期が続く「りんご」の栽培と、その自園産りんごから究極で希少なフルーツワインを取り扱う“水沢りんご園”さんのお話です。

菅原さん

??水沢りんご園とは??

奥州市水沢黒石地域で110年続くりんご屋。

今の園主秀一さんで4代目になります。昔は今より広い園地を栽培していましたが、大量生産ではなく、吟味したものをお客様の顔が見える形でお届けしたい…という園主の想いから、自分の目が届く範囲内まで縮小したそうです。

 

メモ

おじい様が栽培していたときは岩手県で一番大きい園地だったとか!

景色

Q:こだわりの栽培方法を教えてください。 

 

A:園地全体の単位ではなく、樹体1本1本の状態を管理することです。

毎日きちんと目で見て確認をして、肥料の量などを調整しています。

病院に例えて言うなら、集団予防接種のように皆に同じことではなくて、

個人的に来た患者さんのように、どこが悪いかなどを把握し、対策を講じます。

また、肥料には三陸大船渡産の牡蠣殻・ホタテ殻、奥州市が誇る

最高級前沢牛の堆肥を使用しており、土づくりから丁寧に行っています。

 

メモ

りんごは、元気過ぎてもダメだそうです。

樹体が適度な生育状態であれば、子孫を残そうと思って、実が赤くなったり、甘くなったりします。

りんごの樹自身が「まだまだ生き残れるぞ!」という状態だと、

まだ子孫を残さなくて良いと勘違いしてしまうとのこと。

元気が良すぎると実もなりません。

弱って子孫を残さなければ…という状態が、

花が咲き実となり美味しいりんごが出来上がるというプロセスに繋がるそうです。

そこを維持し続ける、日々の管理作業が大事だと菅原さんは言います。

 

 

 

Q:栽培しているりんごについて教えてください。 

 

A:現在は7種類のりんごをその時期ごとに栽培しています。

私が実際に食べて、美味しい!と思ったりんごしか作っていませんので、

どれでもおすすめのりんごです。

りんごは、その品種が生まれた地まで直接行って確かめます。

誕生した地域の土壌や栽培方法を登録者に細かく確認、習得し、

自園でも美味しく栽培できる品種だけ自信を持って栽培しています。

 

~土壌と栽培の秘密~

花崗岩と蛇紋岩が混ざり合う地、ここ黒石地区はまさに

「りんご栽培のための地」と言っても過言ではありません!

この土壌により肥料が果樹に対してタイミングの良い効き方をし、

根が強靭に育ち養分を上手に吸収するのに都合が良いベストな地域です。

また、栽培に欠かせない「水」は北上山地奥地から浸透した、

被圧地下水が豊富で清浄な飲料水用の天然水を、

地下100m以上の深井戸より組み上げて使用しています。

りんご園

Q:フルーツワイン「デメテル」はなぜこんなに美味しいのですか?

 

A:りんご100%のフルーツワイン、デメテルの特徴として

“フレッシュ感溢れるりんごの繊細で華やかな香り”、“芯の強い味の濃さ”

にあります。

初めはりんごのワイン⁉と思うかもしれません。

一般的にワインと言えばブドウが主流ですが、このデメテルは飲んでみたら納得。

加工用りんごは一切使用せず、高糖度な生食用りんごを贅沢にあら絞りして造る

デメテルは、他のりんごフルーツワインとは一線を画す違いがあります。

ワイン

Q:デメテルに合う食事を教えてください。

 

A:特に淡白な白身系の肉や魚、貝(オイスター)等には抜群の相性です。

原料の良さが際立つワインなので、食前酒やデザートワインとしても、

シーンを問わず華やかに場を彩りますので、

特別な日に特別な人と楽しんで頂きたいお酒です。

夏場はクラッシュアイスを入れて飲んでも、芯が強く味が濃いので氷に負けません。

贅沢ですが、ブラッドオレンジとのカクテルにも非常に美味い!

 

 

 

~菅原さんからのメッセージ~

ホームページもない、看板も撤去!スーパーや産直にも出していない、

あるのは実際にうちのりんごを食べた実績、皆さんの口コミだけです。

「家族が飯食っていければ良いのです!(笑)」

生業としては間違っているかもしれませんが、

直接顔を合わせて「美味い」「ココのりんごしかもう食べられない!」と

感想を言ってもらえることが、

私の生きがいであり、また人生だと思っています。

 

特別なりんごを食べてみたい方は、

ぜひ、奥州市「水沢りんご園」へお越しください!

 

 

・JR東北新幹線「水沢江刺駅」より南へ約3km

 

地図

 

【水沢りんご園】

〒023-0101

岩手県奥州市水沢黒石町鵜ノ木140-1

GoogleMap:https://maps.app.goo.gl/xCNHAZ7FuYyAPuEh8

【問い合わせ先】

・E-Mail:iwate@me.com

・水沢りんご園LINE公式アカウント: https://page.line.me/891vdkli

無人販売所

24時間無人販売所も開店してるビン!

水沢りんご園の返礼品

アップルワイン

https://furu-po.com/goods_detail.php?id=448171

完熟りんご100%使用 ワイン 「Demeter~デメテル~」

最高の原料、コンクール受賞常連の醸造所とのコラボ、りんごの甘さの中に酸味がバランス良く感じられ、すっきり飲みやすいのに、しっかりしたコクがあります。

本数限定、究極のフルーツワイン。

この記事に関するお問い合わせ先

未来羅針盤課 都市プロモーション係
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2116
ファックス:0197-22-2533
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