グッドデザイン賞受賞 インテリアに“和紙製品”という提案を

更新日:2023年09月29日

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グッドデザイン賞受賞 インテリアに“和紙製品”という提案を

緑のマットの上に置かれた白い網目調の和紙と、その和紙で作られた衣類が入ったかごと緑のマットの横に置かれた観葉植物の鉢が入ったかごの写真

#Oshu推し部のさくらです

秋も深まり、各所で紅葉が見ごろを迎えています。

いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は先日引っ越しをしたので、お部屋のインテリアを追求中の日々です。

日常生活で毎日のように触れる家具や雑貨は長く使えて質が良いものを選びたいですよね。

そこで今回は職人こだわりの“和紙”を使った製品についてお聞きしてきました!

取材協力

バンドシー株式会社 代表取締役 井窪 浩一朗 様

奥には山が連なって見える農地で和紙で作られた白い編目調のかごをもった 井窪 浩一朗社長の写真
茶色、グレー、黒などを基調とした全7色のシンプルなデザインのティッシュケースが5個ずつ並べられている写真

<返礼品新規追加>心地よい暮らしをつくる バンドシー ティッシュケース ブラック 岩手県奥州市産 Bandc

すべてのティッシュにフィットするサイズが揃う、新たなティッシュケース 5サイズ、全7色。中に入れているティッシュが見えない作りで、生活感を感じさせないデザインです。

サスティナブルな和紙の良さ

質問:和紙を使ってものづくりを始めたきっかけは?

回答: 日本らしい美しさを感じるブランドを立ち上げたいと思っていた時に素材(和紙のバンド)との出会いがありました。その時に工房として使っていた古民家の納屋で見つけた籠の美しさに惹かれ、今の時代のニーズに合うカゴを和紙のバンドで作りたいと考えました。和紙のバンドは、米袋の紐に利用されるほど安心・安全な素材として広く知られています。

質問:ずばり、和紙の魅力とは?

回答: 和紙のバンドは、しなやかな強さを持ち、触れて感じるぬくもりがあります。水引の製法にルーツを持っており、慎ましい美を備えています。素材の表面は撥水性があり、カビが付きにくいという特長もあります。

さくらメモ

バンドシーのかごに使用している素材は、和紙の縒り(より)の回数を多くしてバンド状にしているので強度があり、車をけん引出来るくらい丈夫らしいです!

和紙をつかったこだわりの製品について

質問:作る上でのこだわりは?

回答: カゴを作ろうと思うと普通は編むことを考えますが、そうすると作る人によって個体差が生まれてしまいます。世の中にないもの、そして日本らしい良さを感じるインテリアの商品をゼロから生み出して、グローバルに提案出来るような商品を作りたいと思った結果、この貼り合わせた形になりました。
そんな思いから作ったバンドシーバスケットは、2019年にグッドデザイン賞を受賞することが出来ました。

白いかごを手に取り、女性の取材を受ける井窪社長の写真
壁に掛けられたグッドデザイン賞の表彰状の写真

質問:製品のお手入れ方法は?

回答: 柔らかいブラシでのブラッシング、乾いた布で汚れをふき取る、掃除機でホコリを吸い取るくらいでOK。
水は弾いてくれるけど、紙製品なので水洗いはNG。

質問:おすすめの使い方は?

回答: リビングに一つカゴがあると、普段ソファーや椅子にかけてしまう羽織ものやブランケットを入れられます。
もう一つ、インテリアにグリーンを取り入れる方が増えている今、プラスティックの鉢のまま置いておくと悪目立ちしてしまうので、鉢カバーとして使用するのもおすすめです。

質問:売れ筋商品、おすすめ商品を教えてください!

回答:売れ筋商品は、 一番大きいカゴと一番小さいカゴ。
オンラインでは大きいカゴが一番人気、大阪や東京の都市部のインテリアショップでは小さいカゴが人気。
色はベージュ、ダークブラウン、白、黒が人気。
おすすめは、一番大きいカゴ。
プラスティック製のものはありふれていますが、自然素材のものでこのサイズのものはあまりありません。

和紙で作られた編目調の、取ってのついた一番大きいカゴと、取ってのない一番小さいカゴの写真

井窪社長のメッセージ

暮らしの空間が心地よくなることを目的に商品開発をしています。
この返礼品を申し込んでいただいて、少しでも空間が癒される心地の良いものになってくれれば、それ以上嬉しいことはないです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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