食品ロスを減らしましょう!
「食品ロス」とは?
食品ロスとは、食べられずに捨てられた食品のことです。世界的に大きな問題となっており、SDGsの目標にも掲げられています。
日本では約472万トン(農林水産省・環境省令和4年度推計値)もの食品ロスが発生しています。これは、国民一人ひとりが毎日おにぎり約1個分の食べ物を捨てている量にあたります。そのうち半分は家庭から発生したものです。
市が令和元年度に行った実態調査によって、市内の家庭から出る生ごみのうち、約40%が食品ロスであることがわかっています。
発生原因
食品ロスは、家庭や事業者などから、様々な原因で発生しています。
(例)家庭から出る食品ロスの原因
- 食べきれないほど買いすぎてしまう
- 気づかないうちに消費期限が切れてしまう
- 作りすぎてしまい食べきれない
(例)事業者から出る食品ロスの原因
- 飲食店での食べ残し
- 店舗での売れ残り
暮らしの中でできる食品ロス対策
食品ロスを減らすためには、私たち一人ひとりが、食べ物を無駄にしないという意識をもって生活することが大切です。
できることから日常に取り入れて、食品ロスの削減に取り組んでみましょう。
家庭では…
残っている食材や、期限の近いものから先に料理する
消費者庁「もったいないキッチン」で余りものを活用したレシピなどを検索できます!
フードバンク活動に寄付する
贈答品などで食べきれない量の食品があるときは、フードバンク活動に寄付することも検討してみては。
市では、家庭で余っている食品を持ち寄りフードバンク団体へ寄付する「フードドライブポスト」を設置しています。
詳しくは「フードドライブポストを設置します」をご確認ください。
買い物では…
- 買い物に行く前に冷蔵庫をチェック
- すぐに使いきれるものは、商品棚の手前からとる
- 安くても、食べきれるか考えてから買う
→お腹がすいている時はつい余計なものまで買ってしまいがちです。空腹時の買い物を避けることも一つの手です。
外食時は…
- 食べきれるメニューを選ぶ
- 「3010(さんまるいちまる)運動」
会食時の開始30分と最後の10分は席につき、料理を楽しむ時間にする取組のこと。ぜひ実践を! - 食品ロス削減に配慮したお店を選ぶ
→「もったいない・いわて☆食べきり協力店」は、食品ロスの削減に取り組む県内の飲食店・宿泊施設で、市内にも登録店があります。詳しくは岩手県ホームページをご覧ください。
食品の期限表示について
食品の期限表示は、消費期限と賞味期限の2種類があります。いずれも開封していない状態で、表示されている保存方法で保存した場合の期限が表示されています。
食品ロスを減らすために、この2つの違いを正しく認識することが大切です。
- 消費期限:過ぎたら食べない方がよい期限
- 賞味期限:おいしく食べることができる期限

賞味期限は、過ぎてもすぐに廃棄せずに、においなどによって自分で食べられるかどうかを判断することも大切です。
食品ロスについての絵本を作りました!
食べ物をむだにしないことの大切さを子どもにもわかりやすく伝えられるよう、食品ロスについての絵本を作りました。閲覧用と印刷用をご用意いたしましたので、ダウンロードしてご家庭などでお楽しみください。

【閲覧用】市食品ロス削減推進絵本「のこさずぜんぶいただきます」
(閲覧用)奥州市食品ロス削減推進絵本 (PDFファイル: 3.6MB)
【印刷用】市食品ロス削減推進絵本「のこさずぜんぶいただきます」
(印刷用)奥州市食品ロス削減推進絵本 (PDFファイル: 6.6MB)
事業での利用について
事業のため利用したい場合は、事業所名・用途を市生活環境課にご相談ください。
食品ロスについて詳しく知るには
食品ロス削減パンフレット(市生活環境課作成) (PDFファイル: 2.2MB)
食品ロス問題や、すぐに取り組める削減のヒントを掲載しています。
奥州市食品ロス削減推進計画について
市では、食品ロスの削減を推進するため、「奥州市食品ロス削減推進計画」を令和4年3月に策定しました。
計画本文、概要版については奥州市食品ロス削減推進計画のページをご覧ください。
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更新日:2024年06月27日