岩手の畜牛文化 Cattle Farming in Iwate
黒毛和種の霜降り肉生産Production of Marbled Beef from Japanese Black Cattle
広大な稲作地帯である岩手県南地域では、豊かな自然環境のもと、良質で豊富な稲わらを牛の餌に利用して黒毛和種が育てられ、前沢牛をはじめとした銘柄牛肉の地域内一貫生産が行われています。牛舎で一頭一頭の様子を観察して飼育し、毎日のブラッシングなどきめ細かく世話をします。餌には稲わらに加えてタンパク質や脂質に富んだ穀物などを与え、約30カ月齢で雌牛では600~700㎏、去勢雄牛では800~900㎏ほどの体格に仕上げます。
黒毛和種は中国地方原産の和牛品種で、遺伝的に肉に霜降り(脂肪交雑)が入りやすい特徴があります。霜降りがあることで、肉がやわらかく、食べたときに脂肪の芳醇な香りを感じることができます。世界で“Wagyu"として知られる代表的な銘柄牛肉は黒毛和種を育てて生産されています。
主な展示資料
- 黒毛和種はく製・清菊号
- 子牛登記証明書
- 前沢牛商品看板
