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牛の里前沢 Maesawa:the Home of Cattle

前沢牛の血統The Blood of Maesawa Beef

前沢で黒毛和種が本格的に飼育されるようになったのは、昭和30年代のことです。岡山県や島根県から良い雌牛を導入して、江刺市(現奥州市江刺)で導入していた兵庫県の但馬牛(和人、恒徳、菊谷)との交配により子牛が生産され、本格的に肥育が行われました。

島根系は体格が大きく体重増加率に優れており、但馬系は霜降りが入りやすく、肉質に優れた資質を持っています。展示しているはく製は、肥育牛として出荷された清菊号ですが、その血統を見ると、母親の曾祖父に島根県の名牛、第7糸桜がみられ、父親は、但馬の恒徳です。前沢牛を代表する血統の牛ですので、その体型をご覧下さい。この牛は、肉質等級A5の最上級ランクでした。

第七糸桜

主な展示資料

  • 前沢牛はく製・清菊号
  • 子牛登記証明書

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