温泉入浴で健康な生活を
令和5年度 奥州市温泉機能検証・発信事業
焼石クアパークひめかゆを運営する株式会社ひめかゆにおいて、市の補助事業により、温泉入浴による血管の柔軟性改善への影響や動脈硬化リスク低減など、東京工業大学生命理工学院山本研究室と2年にわたり共同研究を実施しました。
令和5年度はボランティア196人の協力をいただき、食生活や生活習慣のアンケート調査と血圧・血管年齢測定を行いました。
温泉入浴により血管年齢が2歳若返るなどの研究成果がまとまりましたので、お知らせします。
研究成果
アンケート結果から
温泉利用者のアンケート調査結果は次のとおりでした。
〇 高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病治療薬を使用している人が少ない。
〇 食習慣では肉食や飲酒が多い。
〇 早寝、早起きで、普段から体を動かす習慣が多い。
〇 睡眠の満足度が高く、冷え性の実感が少ない。
血圧・血管年齢測定結果から
温泉を週3回以上利用した結果、次のことがわかりました。
〇 血管年齢が実年齢より約2歳若く、動脈硬化のリスクが低い。
〇 心拍数が低く、心臓疾患のリスクが低い。

温泉の健康への影響
温泉利用により、筋肉組織などの柔軟化により血管柔軟化が促進されることで、血流改善や代謝改善により、体調改善、冷え性、睡眠改善などが促進されます。その結果、活動的な生活が維持され、糖尿病などの生活習慣病リスクが低下すると推測されます。
温泉入浴効果で、元気で健康な生活へつなげましょう。

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岩手県奥州市水沢大手町1-1
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更新日:2024年05月15日