B型肝炎
B型肝炎とは
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では「肝硬変」や「肝がん」など命にかかわる病気を引き起こすこともあります。
ワクチンを接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。
免疫ができることで、一過性の肝炎を予防できるだけでなく、キャリアになることを予防でき、まわりの人への感染も防ぐことができます。
予防接種の方法
接種を受けられる年齢 | 標準的な接種年齢 | 接種回数・その他 |
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生後1歳未満 | 生後2か月以上9か月未満 |
27日以上の間隔をおいて2回 1回目から139日以上の間隔をおいて1回 |
副反応
・注射部位の赤みや腫れ、痛み
・発熱
・不機嫌でぐずる、眠そうにする
・きわめてまれに、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難など)、急性散在性脳脊髄炎(発熱、嘔吐、意識がはっきりしない、手足が動きにくいなど)
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更新日:2024年01月05日