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岩手の畜牛文化 Cattle Farming in Iwate

畜産を支える稲作Livestock Farming Supported by Rice Cultivation

草食動物である牛は繊維質の餌を大量に必要とします。肉用牛生産において、その地域で最も豊富に手に入る繊維質の粗飼料(そしりょう)が牛に与えられ、岩手県南地方では稲作の副産物である稲わらです。さらに、肉付きや霜降りを向上させるために大豆や大麦、トウモロコシなど穀物を主とした濃厚飼料(のうこうしりょう)も牛に与えます。

岩手県南地域は、古代より稲作が営まれていました。水田で生産された稲わらは家畜の餌となり、家畜の糞は堆肥(たいひ)になり米の収量を増加させます。戦前、戦後と時代の変化に応じて農耕馬から農耕牛、肉用牛へと飼育される家畜は変化しましたが、稲作と畜産の関係は今に受け継がれています。現在も、畜産農家は稲作農家に堆肥を、稲作農家は畜産農家に稲わらを提供する地域内での耕畜連携(こうちくれんけい)が行われ、地域を代表する産業が結びついて発展してきました。

畜産を支える稲作

主な展示資料

  • ホニオのある風景(写真)
  • 稲わら
  • 家畜牛用飼料

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