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牛の里前沢 Maesawa:the Home of Cattle

前沢牛の流通The Circulation of Maesawa Beef

牛飼い農家には、子牛を生産する繁殖農家と肉牛に仕上げる肥育農家の2種類があります。前沢は、この両方の農家が同一区内にあることが特徴となっています。

前沢牛の流通 前沢牛の流通
繁殖農家:
子牛を生ませるための雌牛を飼っており、優秀な雄牛の精子を人工授精することによって子牛を生産しています。人工授精は、獣医師あるいは人工授精師という資格をもった人によって行われます。
子牛市場:
子牛の月齢が10ヶ月になると子牛市場で競りにかけられ、肥育農家に買い取られます。
肥育農家:
約22ヶ月、子牛を育てて肉牛に仕上げます。よい肉牛にするために牛舎の環境を整備することはもちろん、愛情を込めて育てます。
出荷:
前沢牛のほとんどは、東京に出荷されています。ウシはトラックに乗せられて出荷されます。東京までは高速道路を使います。
食肉市場:
食肉市場に降ろされたウシは、一晩休ませてから屠畜され、枝肉という状態に加工されます。枝肉は、冷蔵庫で一晩冷やしてからセリにかけられます。ここで枝肉を買っていくのは仲買人と呼ばれる人たちです。
仲買人:
枝肉を部分肉と呼ばれる状態に加工します。小売店の要望に応じて部分肉を出荷します。
小売店:
部分肉を精肉という状態に加工して、消費者に販売します。

主な展示資料

  • 前沢牛の流通パネル
  • 牛肉の流通模型

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