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岩手の畜牛文化 Cattle Farming in Iwate

日本短角種の赤身肉生産Lean Beef Production of Japanese Shorthorn Cattle

岩手県北地域では、北上高地を中心に日本短角種が飼育されています。豊富な草資源を活用して夏は放牧地で放牧、冬は牛舎で飼育を行う「夏山冬里(なつやまふゆさと)」方式で飼育されます。繁殖は数十頭のメス牛とオス牛1頭で群れを構成して自然交配させる「まき牛繁殖」が行われています。畜舎で生まれた子牛は豊富な母乳を飲んで、春から秋にかけて放牧地で育ちます。山から下ろされると母牛は繁殖牛舎で次の出産の準備に入り、子牛は肥育牛舎で穀物を含む濃厚飼料を与えられて22~30カ月齢で肉用に出荷されます。

日本短角種は、盛岡藩領で飼育され山間部の運搬を担ってきた「南部牛(なんぶうし)」の血をひき、東北地方の厳しい気候風土に適応した和牛品種です。旨味の強い赤身肉が特徴ですが、和牛の中では体が大柄で、繊維質の餌で速く成長し、比較的短期間で大きな体に仕上げることができます。

日本一の牛飼い達

主な展示資料

  • 日本短角種はく製
  • 日本短角種の放牧風景

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