未来型公共交通プロジェクト
プロジェクトの概要
路線バスが行き届かない空白エリアにおいて、事前予約型乗合タクシー(事業者委託型)や自家用有償旅客運送型による地区内交通を整備し、市民・公共交通事業者・行政が共に支え合う、利便性の高い持続可能な公共交通システムの構築を目指します。

コンセプト
■空白エリアのフォロー
○乗合タクシー型・自家用有償旅客運送型地区内交通の整備
○AIデマンド型地区内交通の導入
■地区内交通を補完
○共助型交通システムの導入検討
■運転手不足対策や負担軽減
○デジタル技術の活用
○自動運転バスの活用

AIデマンド交通システムの導入🚐
前沢地域で運行しているデマンド交通「ハートバス」の受付・予約システムが、AI(人工知能)を使って運行ルートの生成を行ったり、スマートフォンアプリによる24時間予約受付が可能なシステムに更新となりました。
■新システムによる運行開始:令和7年2月3日~
交通系ICカードによる運賃決済システムの導入🚎

岩手県交通が発行する交通系ICカードIwate Green Pass(いわてグリーンパス)
路線バスをより便利に利用いただけるよう、これまでのバスカード(プリペイドカード)方式から交通系ICカードを使った運賃決済システムに切り替わりました。
利用できる交通系ICカードは、JR東日本が発行するSuicaと相互利用できるものであれば全て利用できるため、モバイルSuicaやSuicaと相互利用を行っている全国他地域の交通系ICカードなども利用可能です。
利用者にとっては、小銭の準備や両替を気にせず、スムーズにバスの乗降が可能となります。これまでのプリペイドカードとは異なり、カード残高が不足する場合は、バス車内やコンビニ店舗などで任意の金額をチャージすることで繰り返し使えます。
■交通系ICカードによるキャッシュレス決済開始時期:令和6年12月2日~
デジタルサイネージ(デジタル案内板)の導入
水沢江刺駅構内に設置されたデジタルサイネージ
通勤・通学、通院、買い物など日常生活で利用する方のほか、観光客など市外からの来訪者の利便性向上のため、鉄道とバス、あるいはバス路線間の接続拠点となる水沢駅・水沢江刺駅・江刺バスセンターの3か所に、路線バスの運行状況が表示されるデジタルサイネージを設置しています。
デジタルサイネージに表示される運行情報を、令和6年2月から運行している路線別のダイヤ情報やバスの運行状況等をスマートフォン等で確認できる「バスロケーションシステム」の情報と連動させることで、利用者の利便性向上を図ります。
■導入時期:令和6年12月18日~
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更新日:2025年02月04日