友好都市締結記念野球親善交流(6日目)
交流試合5試合目(vsサウス高校)
8-1で勝利!
いよいよ大会最終日。この日の会場はトーランスサウス高校でした。この日も多くの観客の方が会場を訪れました。
試合は初回から動きます。背番号3番三浦選手に大会2本目となるスリーランホームランが飛び出し、初回で5点を奪取。そのほかにも、背番号9番千葉選手、4番田原選手、5番佐々木選手が2塁打で出塁しました。投げては背番号1番石山選手と背番号9番千葉選手が相手打線を封じ込め8-1で勝利。無敗の5連勝であと1戦のところまできました。
交流試合6試合目(vs310baseballclub)
7-4で勝利!
最終試合の相手はトーランス市のクラブチーム310baseballclub(スリーテンベースボールクラブ)でした。310baseballclubは今回の交流事業で全面的に訪問団をサポートしてくれたクラブであり、トーランス市と共にこの大会を共催してくれたクラブです。ホームステイ先のホストファミリーの多くも在籍。まさに大会最終戦にふさわしい相手です。ホストファミリーの親御さんもどちらを応援するか複雑な心境だったようです。
そんな最終試合、序盤は310baseballclubのペースで展開。1,2回で失点をし序盤から2点のビハインド。投げては相手のピッチャーの球速に押されなかなかチャンスを作れません。
それに対応すべく、選手を交代しながら突破口を探ります。その後は一進一退の攻防が続き、スコアは動かず0-2のまま。
試合が動いたのは6回裏。ヒットや相手のエラーで流れをつかみ、一挙7点のビックイニングに。試合を通して2塁打は背番号9番千葉選手が2本、13番鈴木選手の合計3本でしたが、それ以上に細かく繋ぐ・走るといった選手や指導者の冷静な判断が光りました。細かいところまで突き詰め、手を抜かないまさにジャパニーズベースボールが体現された最終試合でした。投手陣も背番号19番佐々木選手、11番佐藤選手、6番菅原選手が冷静なマウントさばきを見せ、勝利を呼び込む投球を見せました。
結果、6戦全勝で今大会を終えた選手たち。この6戦を通じ、本場アメリカの野球を体験しながらも自分たちの力が通じるという確かな自信を得ました。この自信と経験を日本に持ち帰りこれからの20人それぞれの今後における野球人生に活かしてくれるはずです。
野球教室
全勝で終えた興奮が冷めやらぬまま、この日も野球教室を行いました。
この日は昨日より少し年齢が上の小学生およそ20人が参加。
この日はウォーミングアップ、キャッチボールの後にポジションごとに分かれてノックも行いました。
最後に行われた大谷監督の講話では「野球といえば打つ方が好きかもしれないが、野球の基本は守備と走塁。相手や状況をみて、一つでも先の塁を狙う。ホームランを狙うのではなく、シングルヒットをツーベースヒットにできるような準備と判断を。基本練習をおろそかにせず、毎日しっかり練習してほしい。メジャーリーガーになったら、応援に来るので頑張ってほしい」と参加者に語りました。
更新日:2025年09月25日