地域おこし協力隊 食の黄金文化・奥州輝かせ隊

- 髙橋史江 隊員
- 出身地:岩手県金ケ崎町/Uターン(東京都)
- 着任:2019年1月
主な活動は「食の黄金文化・奥州輝かせ隊」として、奥州市の「食」「農」「6次産業化」の活性化に携わることです。地元の採れたてで美味しいお米や野菜、果物を毎日食べられる、当たり前のようでとても贅沢な環境を守り続けていきたいと思い活動しています。実際に自分で農作物を栽培し、そこで採れた野菜を利用した地域参加型イベントの開催や、市の6次産業化関連推進協議会の事務局メンバーとして、PRイベントなどにも参加しています。秋には一面黄金色になる田園風景や、春一斉に咲く可憐なりんごの花、脈々と受け継がれる鹿踊りや剣舞などの伝統芸能、何気なく使われている南部鉄器など、『田舎の日常は都会の非日常』。そしてひとくくりに田舎といっても同じではありません。今後も県外の生活で得た外部の目と故郷としての内部の目を両方持ち、国内外問わず市の魅力を発信していきたいです。

- 佐藤幸治 隊員
- 出身地:岩手県奥州市/Uターン(愛知県)
- 着任:2019年2月
高校卒業まで奥州市で過ごし、進学のため愛知県へ。大学卒業後も愛知県で就職し15年間を過ごす中、いずれは地元に戻って役に立ちたいという思いがありました。そんな時、奥州市の協力隊に応募し、2019年2月から「食の黄金文化・奥州輝かせ隊」として活動することとなりました。妻と子供2人の家族4人で奥州市に戻り、空き家を借りました。共働きになり、収入も減り、妻や子供たちに苦労をかけるかと思いましたが、妻は自らの能力を活かした職場で楽しく働き、子供たちも田舎の地域に溶け込み、伸び伸びと成長しています。私は協力隊として、市産食材を作る農家、羊や畑わさびといった今期待されている食材の生産現場、それらを販売する産直、飲食店を訪れて、情報発信をしています。また、首都圏へのPR、おやつフェスティバルなどの市産食材をPRするイベントの運営にも携わっています。今後は、市産食材のパン作りにも取り組み、いずれ販売できればと考えています。